補聴器のQ&A
皆さまからよく質問のある事例を説明いたします。
よくある質問集
補聴器はどのくらい聞こえなくなれば使うという具体的なラインはありません。
ご自分や周りの方が苦労を感じるようになった時が使い始める時期だと思います。
自分では必要ないと思っていても、周りの家族などが困っているようであれば積極的に使用するべきでしょう。
聞こえないという自覚が薄い方が多く周りの家族のほうが困っているケースが非常に多いので家族のためにも、自分のためにも早期装用が大事です。
また、周りのひとから「まだ早いんじゃないの。」と言われても自分が困るようであれば使用することをオススメします。
常時使用しなくても、必要な時だけ、会議や集会の時のみ使用されている方もいます。
聞こえないことでいつも集中していなければいけない、変な返答をしてはいけないという不安などストレスになることもありますので周りに促されたり、自分でもあれッと思うことがあったら気軽に相談してください。
補聴器はどこで購入したらいいかズバリお答えします。
補聴器の購入は補聴器専門店で購入することを強くオススメします。
通信販売などで購入することは危険です!
補聴器は体につけるものですから自分に「合っている」ことが絶対条件です。
軽い難聴の人には軽い難聴用の補聴器を、ひどい難聴の人にはひどい難聴者用の補聴器を使用します。
その判断を間違えるとかえって耳に悪影響を与えたり、金銭的に無駄な出費になります。
補聴器専門店で、しっかり耳の状態や困っている環境、予算などを相談して失敗しないことが大切です。
また、メガネ店や電気店でも取り扱いはしているようですが専門家が対応してくれるのか、技術や経験に疑問がないかなど気になることがある場合は、補聴器専門店で相談すれば安心です。
片耳だけ難聴で反対の耳は正常の場合は、正常な耳に補聴器をつける必要はないので片耳使用でいいでしょうね。
加齢による聴力低下は両耳とも同じ程度が多いので両耳使用のほうが補聴器の効果は大きく出るでしょうね。
本来、耳は2つで1人前ですから両耳難聴の場合は両耳補聴器使用が自然です。
難聴の程度によって違ってきます。
また、耳の状態によってはどうしても両耳で使用できない場合もあります。
あくまで、使用される方が決めることですが、実際に片耳と両耳に補聴器をつけて試聴してみて判断することが望ましいと思いますよ。
耳の状態がどうなのか、聞こえの状態がどうなのか、生活スタイルはどうなのか・・・いろいろなことを考慮して判断しないといけませんから補聴器専門店に気軽に相談しましょう。
補聴器をサプライズでプレゼントして終わり、はダメです。
補聴器は使用者の聞こえの状態、耳の形、右耳か左耳かなどなどいろいろ使用者に合わせないとなりませんから補聴器をプレゼントしてから使用者と一緒に補聴器専門店に行って調整や設定などフィッティングして合わせてもらわなければなりません。
まずは、プレゼントされる方のお住まいの近くの補聴器専門店にプレゼントの趣旨を説明して相談しておきましょうね。
予算内でプレゼントできるのか、プレゼントした後どのような対応をしてくれるのか、追加料金はかかるのかなどを打合せておきましょう。
プレゼントの本意は「補聴器という商品を送ることではなく、補聴器を使っていい聞こえになり生活が充実して欲しい。」と思ってプレゼントするものですよね。
そのためには、プレゼントした補聴器をしっかりと調整してもらい、うまく使っていけるように万全なアフターサービスをしてもらえる補聴器販売店と打合せをしなければいけません。
送っただけで使い物にならないと無駄になってしまいます。
補聴器は普通の品物と違いますのでプレゼントには補聴器専門店との打合せが必要ですよ。
補聴器の価格の相場は耳掛式補聴器で10万~13万くらい、耳穴式オーダーメイド補聴器で15万~18万くらい、携帯ラジオのようなポケット型補聴器で3万~5万ぐらいです。
あくまで相場ですからこれが全てではありません。
耳掛式補聴器は幅広い価格帯で商品がありますので最安値で4万円くらいから最高で40万円くらいまで幅広くあります。
耳穴式オーダー補聴器は耳型をとってオーダーメイドで作成しますから最安値でも8万円くらいから最高50万円くらいまであります。
価格と性能・品質は比例しますので低価格のものは性能も低いです。
例えば、性能の低い補聴器は騒音を抑えることができず余計な音が響く、補聴器からピーピー雑音がもれる、形が大きくて使いづらく、重たくて疲れるなど我慢して使わなければならなくなります。
高性能の補聴器は全自動で騒音を抑制してくれ、話し声と騒音を振り分けて調整してくれる、形が小さく目立たず、使いやすい、携帯電話やテレビの音声を通信機能を使って補聴器で再生できるなど機能も充実しています。
しかし、現実的な予算としては真ん中あたりに落ち着いて、文頭の相場価格あたりが多いのが現実です。
自分に合った補聴器の価格がいくらくらいなのか補聴器専門店に相談してみましょう。
テレビの音が大きいと家族にいわれて補聴器使用を検討する方は非常に多いんですよ。
テレビの音量は如実に現れる難聴のサインですね。
テレビの音が大きいと家族に1度でも言われたことがある方は黄色信号です。
補聴器専門店に相談してみることをおすすめします。
加齢性の難聴は少しづづ進行していきますので本人が自覚するより先に家族など周囲の人が気づくことが多いんです。
テレビの音が大きいとか聞き返しがふえてきたとか・・・。
聴力が衰えてくると、1年づつ進行していくのがほとんどで1年づつ回復していくことはありません。
今よりも来年、来年より再来年とだんだん困ることも増えていきますので早めの対策が必要です。
今、聞こえが悪くて困っている方は来年になればさらに困ることが増えていく可能性が高いです。
補聴器を早期装用して、早く使いこなせるようになることや早く慣れることが大事だと考えます。
テレビの音が大きいと家族に言われたことのある方は、補聴器を使用するかしないかは別として1度、補聴器専門店に相談してみてくださいね。
補聴器の選び方は肉や野菜と違って、並べてあるものを買ってくればいいという訳ではありません。
補聴器使用者の難聴度や耳の形、生活スタイルなどいろいろ考慮して使用者にあったものを選びます。
通信販売などで購入するのは非常に危険です。
補聴器の専門家に良く相談して最適な補聴器を選びましょう。
補聴器選びは補聴器販売店選びと同じことです。
良い補聴器販売店を選べば、必ず良い補聴器に出会えることでしょう。
関東補聴器では、知識や技術、経験豊富なアドバイザーが常時皆さまの補聴器選びのお手伝いをしていますので気軽にお問い合わせください。
補聴器の選び方とは、良い補聴器専門店を選ぶことがコツですね。
通信販売などで1万円程度で出ている補聴器は集音器や簡易型補聴器などと呼ばれているものがあります。
集音器と補聴器を混同している方がいますが別物です。
通信販売で自分の耳に合うモノは難しいので購入は危険ですよ。
耳に合ってないものを無理に使用して耳を傷めたり、ムダな出費になったりと失敗する確率が高いと言わざるをえません。
補聴器はメガネのように「度」がありますから、自分の耳の難聴度に合っていなければ無駄になります。
きちんと自分の難聴度を測定して難聴度にあったもの、耳の穴も大きい人、小さい人、上向きの人、下向きのひといろいろですから補聴器専門店に見てもらって補聴器を選びましょう。
無駄な出費になる恐れもありますので、購入する前に補聴器専門店に相談してからでも遅くはありません。
補聴器専門店は豊富な品揃えで予算や機能、生活スタイルに合わせた補聴器が必ず見つかりますので一度足を運んでみてください。
通信販売で出ている補聴器を自分で耳にあわせることは困難です。失敗する恐れがありますのでおすすめはできません。
補聴器の寿命は、使用頻度や手入れ具合によって変わりますが、5年程度が対応年数といわれています。
5年使用しますと使用者の難聴も進行してきて購入当時の補聴器に会わなくなる事もあります。
また、補聴器自体も汗や油などの影響で感度が落ちてきたり、サビによる腐食で故障する場合も出てきます。
もちろん故障した場合は修理はできますが、あまり古い補聴器は部品の製造が終わってしまい修理できない場合もありますね。
故障を防ぐためにも定期的に補聴器専門店でクリーニングやメンテナンスを受けていただくといいと思います。
補聴器の本体は異常なくても難聴が進行してお持ちの補聴器で音量不足になった場合は、
もっと感度の強い補聴器に取り替えないと十分な音量が得られないこともあります。
上記のような理由を総合的に合わせると5年程度が対応年数といわれる所以だと思います。
補聴器をつけてしまうと補聴器に頼り切ってどんどん耳が悪くなると思っている人がいますが、そんなことはありませんよ。
補聴器には出力制限というものが付いていますので一定以上の大きな音は出ないよう制限されていますので強大音で耳を悪くすることはありません。
それにきちんと耳の状態、聴力を測定し補聴器の調整や設定を細かく合わせていますので安心してお使いいただいて大丈夫です。
しかし、通信販売で購入したり、安価な補聴器をきちんとあわせずに購入して使用するのは危険です。
耳にしっかり調整や設定が合わせてありませんから思わぬ事になりかねますので注意してくださいね。
加齢性難聴の場合の多くは、補聴器を使用してもしなくても加齢と共に少しづつ進行していくことが多いので補聴器の使用に関係はありませんね。
ただ、補聴器を使用していないと音の刺激が少なくなるため認知症のリスクが高まったり、言葉を聞き取り判断する能力が低下するともいわれています。
きちんと調整や設定をしている補聴器なら、補聴器をつけたからといってどんどん耳が悪くなることはありません。
聞こえづらく生活に不自由を感じたら、積極的に補聴器専門店にご相談ください。
補聴器をつければ電話も聞こえやすくなります。
ただ、使用している補聴器の形状によって受話器の当て方が違いますのでテクニックが必要です。
また、電話の種類によっては、補聴器との相性が悪くよく聞き取れないものもありますね。
耳穴式補聴器はそのまま受話器を耳に当てて電話に出ることができますが、ぎゅっと押し付けすぎたり、角度によっては補聴器がピーピー鳴ってしまって駄目な時があります。
ピーピー音を強力に抑制する機能が搭載された補聴器を使用の方は安心ですが機能不十分の補聴器などの場合は補聴器専門店に対策を相談してください。
耳掛式補聴器は耳の上に補聴器本体を引っ掛けていますので受話器を耳の上に掛けている補聴器に当てるよう少し上へずらしてください。
何度か試してみると場所がわかると思います。
最新型の補聴器は携帯電話の通話を直接補聴器に電波で送ったり電話に特化した機能を搭載しているものもあります。
しかしながら、補聴器で電話を聞こえるようにするのはかなりハードルが高いのも事実です。
音量は大きくなるが話の内容がはっきり理解できないことがでます。
音量、音質の問題も含め、本人の言葉の判別能力(弁別能)がネックになってしまうことが大きな問題です。
そのため、補聴器で電話に出るには個人差がかなりありますね。
Q12 補聴器をつけたらどのくらい聞こえが良くなるの?
補聴器をつけたらどのくらい聞こえが良くなるかの基準は個人によって違います。
かなり難聴が進んでいる高度難聴や重度難聴の方は、受けてる方の耳がかなり深刻ですから補聴器の効果も薄い可能性があります。
難聴の程度によって、個人的判断は違ってきますよね。
また、生活スタイルによっても判断基準が違いますから、数字やグラフで示すのは無理ですよね。
しかしながら、現在の聞こえが悪くて不自由な状況は補聴器によって改善されることはたくさんあります。
補聴器も書いて字のごとく「聴こえを補助する機器」ですから、耳を元に戻してしまうわけではありません。
上手に使いこなして自分のものにして慣れていくことがとっても大切です。
そのためには、補聴器専門店できちんと調整や設定をしてもらい、使い方や操作のしかたなど細かくアドバイスしてもらいながら補聴器生活を楽しむことです。
補聴器をつけたらどのくらい聞こえが良くなるかは個人差がありますが、皆さまが満足できるように関東補聴器では、皆さまの補聴器生活を全力でサポートしていきます。
補聴器の価格の違いはズバリ、性能の違いです。
もちろん形状やデザインもありますが、性能の低い補聴器は低価格、高機能の補聴器は高価格です。
性能が低い低価格の補聴器は調整できる幅も少なく細かな調整は難しく、騒音を抑える力も少ないのです。
高性能で高価格の補聴器は調整できる幅が広く細かく調整でき、騒音も強力に抑制します。
直接、目には見えない部分ですが、快適に補聴器を使っていくためには無視できない大切なことですね。
低価格の補聴器を買ったけど、細かな調整や設定ができないため不満を抱えながら使っていくのは無理があります。
しかし、高性能高価格の補聴器が全て万能というわけでもありませんから、補聴器専門店に性能や価格をしっかりと説明してもらい予算に応じた補聴器を選びましょう。
補聴器の価格の違いは性能です。性能は補聴器を快適に使用するためにはとても重要な部分ですから信頼できる補聴器専門店にしっかり相談しましょう。