台風など災害で避難するときは補聴器を忘れずにお持ちください【聞こえへの備え】

台風

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先日の台風により各地で大きな被害がでてしまいましたが、避難指示の出た地域の方は補聴器を忘れずに避難所へお持ちになりましたでしょうか?また聞こえが悪いけど補聴器はまだお持ちでない方も不自由はなかったでしょうか?耳が聞こえていないと万が一災害の起きた際に警報が聞こえない、避難所での大切な指示が聞こえない等、不便なことがあります。今回は日頃からの聞こえの備えについてお話します。

聞こえないといざというとき困ること

普段から耳が聞こえにくいけど補聴器は使用していない方や、補聴器は持っているが避難するときに忘れてしまった方、ご自分の耳に合っていない補聴器をお使いの場合などは以下のようにお困りの場面が多く発生してしまいます。

 警報音や避難指示が聞こえず逃げ遅れてしまう
 エレベーターなどに閉じ込められても外部と連絡がとれない
 避難所での大切な案内や被害状況などの話しが聞こえない
 離れた家族と連絡を取り合うのが難しい
 周囲とのコミュニケーションが難しい
 避難所のテレビには字幕が出ていないこともあり、情報がわからない
 補聴器のハウリング(ピーピー音)で周りの人に迷惑をかけてしまう
 補聴器の電池が切れてしまったが予備の電池が手に入らない

 

東日本大震災では

避難所で「炊き出しの知らせが聞こえず、食事がもらえなかった」「マイクで温泉行きの呼びかけがあったが聞こえなかった。1週間も風呂に入れなかった」という聴覚障害の方がいました。
東京都福祉保険局 耳の不自由な方のための災害時初動行動マニュアルより抜粋

 

補聴器をお使いの方の災害対策

では実際に補聴器をお使いになっている方は災害時の対策としてどのような備えをしているのでしょうか?当社のお客様にお聞きしてみました。対策をしているという方の中でとくに多かった方法をご紹介します。

 寝るときは補聴器はいつも枕元に置くようにしている
 常袋には予備の補聴器と予備の補聴器用電池を入れている
 日頃から補聴器をつけたまま就寝している

最も多かったのが就寝時には必ず補聴器の入ったケースを枕元の同じ場所に置くようにし、いざというときに慌てないようにしているということでした。そして非常持ち出し袋には、必ず補聴器用電池を入れている方が多く、予備の補聴器も入れているという方もいらっしゃいました。これは補聴器を新調した際、もう使わなくなった古い補聴器を予備として入れているという方が多かったですね。そしてもうひとつは夜も補聴器をつけたまま寝ているということでした。これは故障の原因になったり、耳が痛くなる可能性もあるのであまりおすすめはできないのですが、やはり聞こえないと不安なのでつけたまま寝たいというお気持ちの方は多かったです。空気電池も

日頃から補聴器で聞こえる状態に

災害はいつ起きるかわかりませんので、聞こえに不安がある方は普段から補聴器を使い聴力を補っていただくとよいと思います。そのためには日頃から補聴器専門店においてメンテナンスを受けておくことが大切です。また、これから補聴器の使用を検討されている方は、きちんと耳の状態に合わせた補聴器を購入しましょう。通信販売やインターネットで販売されている集音機等はおすすめできません。

<補聴器と集音機の違いについてはこちらへ>

きちんと耳に合わせた補聴器とは

 聴力測定をしましょう

聞こえが悪いといっても人により難聴の原因や程度は異なります。また左右の耳で聴力に大きな差があることもございます。補聴器はお使いになる方の聴力に合わせて音の調整をしていきますので、必ず病院の耳鼻咽喉科か補聴器専門店において聴力測定をしてもらいましょう。そしてご自分の耳の状態や生活スタイル、使い勝手、ご予算等を考慮し最適な機種を選択してください。

 基本的には耳の型をとり作成しましょう

補聴器が耳のサイズに合っていないと耳からずれて落下したり、ハウリング(ピーピー音)の原因となります。また体型の変化により耳も痩せたり、高齢の方はシワが増えてくることなどにより、補聴器の型が合わなくなることもあります。きちんと現在の耳型に合ったものをお使いになってください。

<耳型について詳しくはこちらへ>

 購入後はメンテナンスを受けましょう

補聴器は購入して終わりではありません。その後も音の微調整を行ったり、補聴器についた皮脂や汗、耳垢等を除去するためクリーニングをしてもらうことも大切です。面倒でも日頃からメンテナンスをうけ最良な状態を保ちましょう。調整する

補聴器の一例をご紹介

では一般的にどんな補聴器をお使いになっている方が多いのか一例をご紹介いたしますので参考にしてくださいね。

耳掛け型
  • メーカー名:シーメンス
  • 機種名:primax1PURE
  • 価格:\140000

RIC紹介

耳掛け型の中でも小さく目立たないRICタイプ。つけ心地も軽く、装用も簡単。欠点としてはメガネやマスクをする方には多少ジャマになることもある。電池寿命は平均10日~14日。

<primaxシリーズについて詳しくはこちらへ>

耳穴型
  • メーカー名:GNリサウンド
  • 機種名:リンクス5CIC
  • 価格:\180000小さく

耳穴の中に収まるオーダーメイドタイプ。目立たないので補聴器をつけていることに気付かれない。慣れないうちは異物感や自分の声がこもった感じで気になることもある。電池寿命は平均5日~7日。

<リンクスシリーズについて詳しくはこちらへ>

 

まとめ

聞こえが不自由という状態は他人にはわかりづらく、災害時にはとくに不便を感じることが多いようです。避難時に補聴器をお持ちいただくことはもちろんですが、日頃からも適切な補聴器装用をおすすめいたします。

これから補聴器を使ってみたい、お使いの補聴器の調子が悪い、よそで購入した補聴器だけどみてもらいたい・・など補聴器に関することでしたらいつでも関東補聴器までお気軽にご相談ください。試聴やレンタルも実施中です。

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