祖母に補聴器をプレゼントしたいので選び方を教えてください【購入前に確認しよう】

祖母

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お客様より「祖母の耳が遠いので補聴器をプレゼントしてあげたいのですがどんな補聴器がいいのか選び方を教えてください」とご質問をいただきました。聞こえに不自由を感じていたおばあちゃんはとても喜ばれるかもしれませんね。しかし補聴器をプレゼントするときにはいくつか気を付けなければいけないことがあります。まずおばあちゃんご自身のお気持ちはどうでしょうか?積極的に補聴器をつけたいと思っていますか?補聴器なんてつけたくないと思っていないでしょうか?事前によくお話しをしてあげてください。そして補聴器は音の調整などのアフターケアが必要ですので購入する際はお店選びも大切です。今回は補聴器をプレゼントする際の選び方と注意点についてお話しします。

まずは耳の状態を知ることが大切です

耳が遠いといってもどれぐらい聞こえていないのかは人により違いますよね。まずは病院や補聴器専門店で聴力測定をしてもらい難聴がどの程度なのかを確認してください。そして補聴器もその測定結果を元に音の調整をしていきます。メガネや入れ歯などと同じで、補聴器もお使いになる方専用の補聴器となるわけです。そして基本的には耳の型も採り、型どおりに作成していきます。ですからおばあちゃんにサプライズでプレゼントするというわけにもいきません。必ずおばあちゃんと一緒に補聴器店へ相談に行くようにしましょう。

<耳の型採りについて詳しくはこちらへ>

そくてい

購入するときはどんなお店を選んだらいいか

補聴器は専門店をはじめ、メガネ店や電気店などでも販売されています。下のアンケートはすでに補聴器をお使いになっている方に行ったものですが、約半数の方が補聴器専門店で購入されているのがわかります。補聴器は購入して終わりという物ではなく、購入後も音の調整を繰り返したり、汚れたままにしないためのお手入れが欠かせません。きちんとアフターケアをしてもらえるお店を選びましょう。

  • 補聴器に関する知識や経験が豊富ですので補聴器専門店での購入をおすすめします。
  • できれば2メーカー以上取り扱いのある補聴器店にしましょう。様々な機種があることでご要望に合わせた補聴器を選択しやすくなります。
  • 購入後の音の調整やメンテナンスを定期的に行ってくれるお店にしましょう。
  • お店まで行かれない場合にはご自宅や病院、施設などへの出張訪問をしてくれるか確認しましょう。

HA購入場所

JapanTrack2015より抜粋

プレゼントに通販の補聴器をお考えの方へ

新聞広告などに補聴器によく似た集音器という商品が通信販売されているのをご覧になったこともあるかと思います。価格は5千円~3万円位のようです。プレゼントをしてあげたいけど予算はおさえたい場合や、手軽に購入したい場合などにはこちらを検討されることもあるかもしれません。しかしこれは補聴器ではありませんのでご注意ください。先ほどお話ししたように、補聴器はお使いになる方の聴力に合わせたり、耳の形に合わせて作成し、購入後も音の調整を繰り返すことで快適な聞こえにつなげていきます。通信販売の集音器ではこのようなことは一切できません。また補聴器は厚生労働省の認可をきちんと受けた医療機器ですが、集音器は電化製品であり、その効果や安全性は保証されていませんのでおすすめはできません。

だめ

<補聴器と集音器の違いについて詳しくはこちら>

購入前にはおばあちゃんのお気持ちも聞いてみましょう

当社にも「会話が聞こえていないようで可哀相だから補聴器を買ってあげたい」ということで、おばあちゃんと一緒にご来店いただくご家族の方もいらっしゃいます。以前から聞こえなくて困っていたおばあちゃんは早く補聴器を使いこなそうと積極的に使用を開始していただけます。しかし中にはおばあちゃんが補聴器をつけたがっていないケースもございます。そのような場合はせっかく購入されてもほとんどご使用にならず、結局買ってもムダだったということになりかねません。

  • ご本人は聞こえていないことを自覚されていますか?まだみんなと同じように聞こえていると思っているかもしれません。
  • ご本人は聞こえていないことでお困りになっていますか?周りの方が聞こえていないと思っていても、ご本人はそんなに不自由を感じていないこともあります。
  • ご本人が積極的に補聴器をつけてみたいと思っていますか?

初めて補聴器をつける方の中には、「補聴器なんて年寄りみたいでカッコ悪い」「自分は普通に聞こえている」「周りの人がちゃんと話してくれれば聞こえる」「聞こえなくても困ってない」などなかなか加齢による難聴を受け入れられない方もいらっしゃいます。そのようなときは無理矢理に補聴器を装用してもなかなかうまくいきません。事前に時間をかけて補聴器の必要性をお話ししてあげるといいですね。

気持ち

テクノエイド協会 聞こえの基礎知識と補聴器装用より抜粋

一般的な補聴器の価格と形状の一例をご紹介します

補聴器はその性能により片耳で5万円~50万円くらいまでと幅広い価格設定になっています。そして一般的には15万円~25万円くらいのものをお使いになっている方が多いです。形状としては耳穴型・耳掛け型・ポケット型の中から選択をしていきますが、聴力の状態や生活スタイルの違いによりおすすめするタイプも異なります。それぞれの特徴をふまえ最適な補聴器を選択しましょう。

耳穴型
  • メーカー名:GNリサウンド
  • 商品名:リンクス5CIC
  • 価格:\190000
  • 特徴:小さく目立たないタイプ。軽中度難聴に対応。

CIC大きさ

耳掛け型
  • メーカー名:フォナック
  • 商品名:ボレロV30
  • 価格:\150000
  • 特徴:大きく扱いやすい。高度難聴まで対応。

ボレロV30

ポケット型
  • メーカー名:シーメンスシグニア
  • 商品名:DMP
  • 価格:\44000
  • 特徴:操作が簡単。本体と耳栓部分は常にコードでつながっている。

SMDMP

<価格と性能・特徴の違いについて詳しくはこちら>

お店まで行かれない場合は出張訪問サービスを利用しよう

おばあちゃんをお店まで連れて行ってあげたいけど、足腰が悪くて行かれない場合など出掛けることが難しい方にはご自宅や老人施設などにお伺いする出張訪問サービスのあるお店がよいと思います。購入することはもちろん、購入後も音の調整や点検に来てもらえるので大変便利です。しかしここでも訪問サービスがあるといいながらもなかなか対応してもらえない場合もあるようです。

当店でも「他社で購入した補聴器だが、音の調整をしてもらいたくて電話をしたのに半年後じゃないと行かれないと言われた。こちらで面倒みてもらえませんか・・・」「購入して最初の頃はよく来てくれていたのに最近では全く来てくれなくなってしまい困っている。どうしたらよいか・・・」というご相談を受けることがございます。お話しを伺うとその多くの場合は補聴器専門店以外で購入をされているケースが目立ちます。購入後も困らないようにお店選びにはこの点も考慮してあげましょう。

<関東補聴器の出張訪問サービスをご利用ください>

おばあちゃん

まとめ

ご年配の方の中には補聴器をつけることに抵抗感をお持ちになっている方も少なくありません。ご自身で聞こえに不自由を感じていない場合は尚更です。周りのご家族は聞こえなくて困るだろうから買ってあげたいということもあれば、何度も同じ話しを大きな声でするのが大変だから補聴器をつけてもらいたいなど補聴器をプレゼントしてあげたいお気持ちは様々だと思います。補聴器を快適に長くご使用いただくためには通信販売や兼業店ではなく補聴器専門店でご相談されることをおすすめいたします。

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