補聴器の修理はどんな症状の時なのか?【故障の症状と原因を解説】

補聴器 修理 故障 症状 修理代

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補聴器が故障しているのか、していないのか、故障の場合はどのような症状になるのか不安な方もいるかと思います。
困った時は、補聴器専門店に診てもらい対処するのが間違いありませんがよくある症状などを紹介します。
このような症状がある場合は、故障と考えられます。メーカー修理が必要になる場合がほとんどです。
故障の原因も紹介しますので対策を検討しましょうね。

補聴器の故障は修理可能です

補聴器が故障してしまったときは、補聴器店にお持ちいただければ修理することが可能です。
内部の部品交換が必要の場合などメーカー修理となりますので数日間お預かりとなりますが、故障したら終わりというわけではなく、故障の場合はしっかり対応できるので補聴器専門店にご相談ください。

どのような症状がでますか

補聴器の故障といってもどのような症状が考えられるのでしょうか?
よくある症状をご紹介いたします。

 電池を交換しても全く音がしない
 聞こえてはいるが音が小さくわかりずらい
 音が聞こえたり止まったりを繰り返す
 ザーザーと雑音だけで音声が聞こえず

このような症状がある場合、故障が疑われますので補聴器専門店へお問い合わせください。

症状別の原因予想

上記のような症状でも故障ではない場合もありますので、原因を予想します。

 電池を交換しても全く音がしない

音が出てくる出音口に耳アカや湿気が詰まってしまっていることが予想されます。また音の入り口=マイクにゴミや湿気が詰まり遮音されてしまうこともありますが、どちらも補聴器専門店にて解決できる可能性が高いので補聴器店にお問い合わせください。

 聞こえてはいるが音が小さくわかりずらい

上記に記した原因とほぼ同じですが、完全に耳アカや湿気・ゴミが詰まったわけではなく7~8割詰まってしまったため聞こえ方が悪くなっていると考えられます。同じく補聴器専門店でのメンテナンスで改善する可能性が高いと思います。
電池の残量が少なくなり電圧が下がることにより音弱になっている可能性もありますので新しい電池に交換してみましょう。

 音が聞こえたり止まったりを繰り返す

電池の接点がサビや汚れによりしっかり接触していないため通電したり断電したりしている可能性があります。電池ケースの接点の修正やサビとりなどで改善することがあります。
しかしこの症状は、最も多い故障症状でメーカー修理の可能性が高いと考えられます。

 ザーザーと雑音だけで音声が聞こえず

汗や湿気が音の入り口=マイクに付着したことで起こることがあります。水分を良くふき取り乾燥ケースなどでしっかり乾燥させると症状が回復することがあります。
また、電池残量がなくなる寸前の時に起こることもあり、新しい電池に交換することで復活することがあります。
しかしこの症状も故障症状としては多く、メーカー修理になる可能性が高いと思われます。

メーカー修理になった場合

メーカー修理になった場合は、数日間の修理期間になります。
保証期間が過ぎていたり、保証対象外になってしまった場合は修理代金が発生します。
症状別にどのような部品交換が行われるか予想してみましょう。

 電池を交換しても全く音がしない

この症状でメーカー修理になった場合は、以下の部品交換が考えられます。

・アンプ(IC)交換
・レシーバー交換
・マイク交換

この3つの部品交換が有力ですが、3つ全て交換になる可能性もありますが…。

アンプ(IC)交換になった場合は、かなり高額な修理代金になります。
補聴器の心臓部分であるアンプ(IC)の場合は4~6万円ほどの修理代金になることがあります。
レシーバーやマイクの交換は、各15,000円程度が多いようですが両方交換となるとかなり高額になることが予想されます。

 聞こえてはいるが音が小さくわかりずらい

上記の症状の場合は、メーカー修理時には以下の部品交換が予想されます。

・レシーバー交換
・マイク交換

レシーバー(スピーカー)に出力低下やマイクの感度低下があった場合は、交換が必要となり両方交換が必要の場合もありますので2つの部品交換が同時になると修理代金が高額になることがあります。各部品ごと約15,000円程度が多いようです。

 音が聞こえたり止まったりを繰り返す

この症状は、接触不良と思われますので単一部品だけではなく部品をつなぐリード線腐食も考えられます。
また複数の部品が関係していることもあり簡単に改善するケースと複数部品交換になる場合とがあります。

・電池接点交換
・スイッチ交換
・リード線半田修正

リード線修正などの軽いものならば修理代が高額になることはありませんが、複数部品の劣化や腐食による部品交換の場合、修理代が高額になる場合もあります。

メーカー修理の場合は修理見積

メーカー修理になった場合は、修理見積をとりましょう。そして修理代と使用期間などを考慮して修理を進めるか買換えをするのかを決めていくとよいでしょう。
補聴器の対応年数は、およそ5年が目安といわれていますので年数が経過している補聴器を高額で修理してもまたすぐ故障が発生するかもしれません。
あくまで故障していた部品は新品に交換されますが、その他の部品は古いままですので・・・。
修理見積をとることで料金が発生することはありませんので修理見積が出た段階で補聴器専門店の意見も参考にしながら決定してくださいね。

一律修理代金制度

近年のメーカー修理では、修理代金の負担を少なくするためとお渡し納期を短くするために各メーカーにて独自の一律修理システムがあります。
購入後、2年間は無料保証が付いていて3年目からは一律数万円4年目からは数万円・・・などといった内容です。
見積もりを取る必要がないのでその場で修理代金がわかることと、見積もりを出す手間がかからないため修理品完成納期が2日程度短くなる効果があります。
各メーカーや購入機種によって細分化していますので購入した補聴器専門店に問い合わせてみてください。
各メーカーの一律修理の内容を紹介しておきましょう。(2018年6月現在)

シーメンスシグニア

補聴器メーカー シーメンスシグニア

補聴器 修理 故障 症状 修理代

補聴器 修理 故障 症状 修理代

購入後2年間は保証期間(1年の機種もあり)
任意のオーバーホールはすべて6000円かかります。
おおまかに購入後3~5年は24000円程度(外観の破損等あれば8000円追加)
購入後5年以上は40000円程度(外観の破損等あれば12000円追加)

リサウンド

GNリサウンド

補聴器 修理 故障 症状 修理代

購入後2年間は保証期間(1年の機種もあり)
購入後3年目は20000円、4年目は40000円上限金額

フォナック

補聴器メーカー フォナック

補聴器 修理 故障 症状 修理代

購入補聴器のグレードにより保証の厚みが違いますがおおむね購入後2年間は保証期間。
購入後3年目は20000円まで、4年目は40000円までの上限金額

故障予防のために

補聴器が故障してしまった場合は、修理代金も負担になりますし修理に預けている期間は補聴器なし生活のため不便を強いられます。
そうならないためには、予防しておくことが大切です。
故障予防について心がけていただきたいことは以下の2点です。

定期的に補聴器専門店でメンテナンスを受ける
ご使用後は専用の乾燥ケースにて十分に乾燥する

この2点は基本ですのでしっかりと守りましょう。

定期的に補聴器専門店でメンテナンスを受ける

補聴器専門店では、専用の機器を使用してお使いの補聴器をメンテナンスしてくれます。故障の大きな原因は汗や湿気・汚れなどが多いのです。
ご自分でクリーニングするのにも限界があります。専門店ならば特殊な機器や道具でメンテナンスでき故障予防することができます。

ご使用後は専用の乾燥ケースにて十分に乾燥する

夏場や屋外作業の多い方は汗や汚れに影響を受けることが多いので強力な乾燥機で乾燥すると安心です。
補聴器用電気乾燥機など補聴器専門店で取扱いがありますので上手に利用し水分から補聴器を守りましょう。

<電気乾燥機D-Dryについて詳しくはこちら>

補聴器の修理についてまとめ

補聴器の故障には様々な症状が出ることがあります。
症状によっては、内部部品を交換するメーカー修理になる場合がありますので注意が必要です。
メーカーによって補聴器の故障に関する保証やサービスがありますので補聴器専門店に気軽にお問い合わせください。

また、故障しないためには日々のお手入れやメンテナンスが欠かせません。
補聴器専門店にて定期的な補聴器のメンテナンスやクリーニングを強くおすすめします。

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関東補聴器ではお買い求めいただいた補聴器に関しまして全てカルテでキッチリと管理しています。
購入日や調整記録、不具合の内容など皆さまの補聴器はすべて私どもでしっかりカルテ管理しておりますので安心です。
定期的なメンテナンスのお知らせハガキや自宅訪問サービスなども行っていますので故障のリスクに備えていただけます。
補聴器の修理や不具合など気軽にお問い合わせください。

<関東補聴器の問い合わせはこちら>

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