難聴で補聴器をしていても会議では聞き取れない方へ【3つのご提案】

会議では

会議では

難聴で普段から補聴器を使用していても会議になるとうまく言葉が聞き取れないことはありませんか?大切な話しが聞こえずお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?会議は通常の相対した会話とは違い、離れた位置からの声を聞き取らなければいけなかったり、会議室の広さによっては反響音がしたりとても聞き取りづらい状況となってしまいます。今回はそんな方に向けて、1、リモコンやスマートフォンでの補聴器の音の調整、2、マイクを使い音声を直接補聴器へ送信する機能、3、特殊なスピーカーとマイクを活用する方法の3つの改善策をご紹介いたします。

会議になると聞こえない理由

普段は補聴器を使ってある程度聞こえているのに会議になるとほとんど聞き取れないということがあると思います。残念ながら補聴器を適切に使用していてもその場の環境や状況によっては思い通りに聞こえないこともあります。その大きな理由としては以下の2点が考えられます。

1、話し手との距離の問題

会議の場合、発言をする人がいつも自分のすぐ近くにいるわけではないですよね。どちらかというと離れたところから発言している声を聞かなくてはいけないことの方が多いのではないでしょうか?当然のことですが、話し手との距離が離れれば離れるほど音声は小さくなりますし、周囲の雑音にも邪魔され声がかき消されてしまうこともあります。さらに発言者が横を向いて話していたり、手元の資料などを見ながら話していると相手の表情や口の動きも見えません。そうするといくら補器をしていても聞き取りにくいという状況になってしまうわけです。

2、部屋のつくりによるもの

会議室が広かったり、天井が高かったりすると会話音も含め様々な音が反響しやすい環境になっていることがあります。話し声ももちろんですが、そのほかに書類(紙)のこすれる音、イスを動かす音、だれかの咳払いなど健聴な人にはささいな音も難聴の方にとっては聞き取りに邪魔される音となってしまいます。

なぜ聞こえないか

会議中の聞き取りを改善させる方法をご紹介します

改善方法その1 リモコン又はスマホで調整をする

補聴器にはご自分で音の調整ができるものがあります。調整の仕方としては補聴器本体に調整するためのボタンがついていたり、別途補聴器専用リモコンを使って調整をするという方法があります。そして最近ではスマートフォンのアプリを利用して微調整ができるタイプの補聴器も発売されています。発言者によっては聞き取りやすい話し方の人もいれば、声がか細くて聞き取りにくい話し方の人もいらっしゃいますよね。そのような場合に備えご自分で補聴器の音量をその都度調整できるようにしておくと便利だと思います。

連動

 

【リモコンユナイトⅡ

  • メーカー名:GNリサウンド
  • 価格:¥37800
  • 特徴:補聴器の音量調節ができる。環境に応じてあらかじめ音の設定をした複数のプログラムを切り替えることができる。手元で調整できるので簡単。補聴器の調整をしていることに気付かれにくい。使用するにはリモコンユナイト対応の補聴器が必要。

りもこゆないと

 

【リサウンド・スマート3Dアプリ

  • メーカー名:GNリサウンド
  • 価格:アプリのダウンロード無料
  • 特徴:ご自身のスマートフォンで音量調整や雑音抑制などの微調整が可能。使用するにはアプリ対応の補聴器が必要。

3Dアプリ

 

改善方法その2 マルチマイクを置く

こちらは名前のとおりマイク機能が働きますので、会議室での発言者の音声を拾います。そして拾った音声は直接補聴器に送信され聞くことができます。例えば下の写真のように会議中はテーブルの真ん中へマルチマイクを置いておけば、少し離れた位置に座っている方の声も聞き取りやすくなります。可能であれば発言者の胸元にマルチマイクを装着させてもらうとよりダイレクトに音声を拾うことができます。

【マルチマイク

  • メーカー名:GNリサウンド
  • 価格:¥54000
  • 特徴:騒音の有無により聞こえ方を自動切替え。使用するにはマルチマイク対応の補聴器が必要。

マルチマイクと補聴器

 

<リモコン・スマホアプリ・マルチマイク対応の補聴器について詳しくはこちらへ>

 

改善方法その3 ロジャーを活用する

ロジャーとはデジタルワイヤレス補聴援助システムといって、複数の人が同時に話す場所、音が反響しやすい場所、広い会場や離れた場所で補聴器だけでは聞き取りの難しい場所での聞こえをサポートするシステムです。今回はその中のひとつでマイク(ロジャータッチスクリーンマイク)線音源スピーカー(ロジャーデジマスター)という商品を組み合わせて使用する方法をご紹介します。使い方としてはワイヤレスのマイクで拾った音声を、会議室に設置した線音源スピーカーにより部屋全体に音声が行き渡るようにする仕組みです。一般的なスピーカーとは違い、音の減衰や反響、残響が少ないタイプとなっていますので、後ろの席にいる人まで音声が届きやすくなっています。

 

せんおんげんスピーカー

 

【ロジャータッチスクリーンマイク(ワイヤレスマイク)】

  • メーカー名:フォナック
  • 価格:¥128000
  • 特徴:話をする人に装着するか、近くに置くことで声を拾い、線音源スピーカーへ送る

たっちすくりーん

 

【ロジャーデジマスター5000(線音源スピーカー)】

  • メーカー名:フォナック
  • 価格:¥150000
  • 特徴:ロジャータッチスクリーンマイクからの音をキャッチし部屋全体に音声を届ける。教育現場でも使用されていて、音の減衰や反響、残響を抑える。部屋全体に聞こえるので補聴器の機種は関係ありません。

せんおんげんすぴーかー

まとめ

補聴器をしていてもそのときの状況によってはうまく相手の声が聞こえないこともあります。会議になるとよく聞き取れないという方は、面倒でもリモコンやスマートフォンでその都度細かく調整をしたり、ロジャーのようにワイヤレスマイクやスピーカーをうまく活用する方法などをお試しになってみてください。また現在お使いになっている補聴器がリモコンやアプリ等の対応機種になっているかわからない場合は補聴器販売店までご確認ください。

補聴器専門店の関東補聴器では補聴器やロジャーなどのお試しレンタルも実施しておりますので、ご興味のある方はまずはお気軽にご相談ください。

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