補聴器をつけはじめるタイミングについて教えてください【補聴器装用を迷っている方へ】

タイミング

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最近聞こえが悪くなってきたような気がするけど、「補聴器をしたほうがいいかな?それともまだ必要ないかな?」とお悩みの方はいらっしゃいますか?補聴器をつけはじめるタイミングは、聴力レベルや生活スタイルなどから判断をします。補聴器はこうなったら絶対につけなければいけませんよ~という決まりがあるわけではありませんが、聞こえなくてお困りの場面が増えてきたら早めの補聴器装用をおすすめいたします。

補聴器を使用することが適している聞こえの状態とは

補聴器は文字通り、聞こえを補助するための道具ですが、難聴になり初めて補聴器のことを考えたとき、装用するかしないか迷う方は多いと思います。特に軽度の難聴で、補聴器がなくてもある程度聞こえている場合は尚更ですよね。まず補聴器は難聴の程度に関わらず、どのような場合が使用に適しているのかという基本的な考え方は以下の点になります。

  1. 難聴のため日常生活においていろいろな生活音や会話音(言葉)が聞き取りにくい場合
  2. 補聴器で音を大きくすれば会話が聞き取りやすくなる場合
  3. 補聴器を使用することを希望している人

まずは聴力測定をして聞こえの状態を知りましょう

「最近聞こえにくいなぁ」と感じたり「自分では聞こえているつもりなんだけど家族からテレビの音量が大きくてうるさいと怒られてしまう」など、難聴は自覚症状があったりなかったりします。そんなときは1度聴力測定を受けてみましょう。どの程度聞こえていないのか具体的に数字で表されますので一目瞭然です。例えば30デシベルという音の大きさが聞こえないと軽度難聴のはじまりとされ、さらに大きな50デシベルの音が聞こえないと中度難聴というように、軽度・中度・高度・重度と4段階で難聴レベルが判断されます。

 

GNオージオ

 

聴力レベル別にみられる具体的な症状

難聴が進行すると会話音はもちろん、いろいろな生活音も聞こえなくなってきます。そしてそのことに伴い人とのコミュニケーションをとることも難しくなっていきます。補聴器は単に聞こえを良くするだけではなく、コミュニケーションを円滑に行う上でとても大切なものといえます。

下の表は聴力の平均値(聴力測定により算出されます)によって、どれぐらいの聞こえの状態か?コミュニケーションはどれぐらいとれるのか?などの目安を表したものです。あなたや、あなたのご家族は現在どの状態に該当するでしょうか。


<平均聴力レベルとコミュニケーション障害の関係>

  • 25~39dB(軽度難聴) 小さい声の会話が聞き取りにくい。静かな場所で女性が複数人で会話をしたとき声の小さい人の話を正確に理解できない。広い会議室で10名程度で会議をしたときに発音が不明瞭な人の話を正確に理解できない。
  • 40~54dB(軽度~中度難聴) 普通の会話でしばしば不自由を感じる。話が理解できていないのに相づちをうつことがある。大きい声で正面から話してもらえば会話を理解できる。
  • 55~69dB(中度難聴) 大きい声で話してもらっても会話を理解できないことが多い。ご自身の後方で行われている会話に気付かない。耳元ではっきり話される言葉は理解できる。
  • 70~89dB(高度難聴) かなり大きな声でないと聞こえない。聴覚だけでは話を理解できないことが多いので、大切な話は筆談を併用する必要がある。
  • 90dB以上(重度難聴) 補聴器を使用しても聴覚だけでは話の内容を理解できない。読話や筆談の併用が必要となる。

(「補聴器フィッティングの考え方」小寺一興著を引用して作成)


 補聴器は聞こえを補うものではありますが、健聴だった頃と同じようになんでも元通りに聞こえるようになるわけではありません。難聴は進行すればするほど、補聴器で音を大きくしても聴覚だけでは会話を理解することは難しくなります。特に加齢による難聴の場合、お話しのスピードについていけなかったり、会話内容の理解力の低下、言葉の聞き分け能力の低下なども重なります。「補聴器をすればよく聞こえる」、「補聴器をしても言葉がよく聞き取れない」など、耳の状態などにより効果の感じ方は大きく異なります。

聴力レベル別にみる補聴器の必要度

さきほどの表の内容をふまえ、聴力レベル毎に補聴器の必要性をまとめたものが以下のようになります。少しでも話を聞き漏らせない方は、初期の難聴でも補聴器が必要といわれています。逆に難聴が深刻になると補聴器は補助的なものとなり、完全に会話を理解するには筆談や手話なども必要となります。

  • 25~39dB(軽度難聴) 学生や会議にでることが多い方など、会話をできるだけ正確に聞き取る必要のある方は補聴器装用をおすすめします。
  • 40~54dB(軽度~中度難聴) 補聴器なしの生活では孤立しがちになります。補聴器の常用をおすすめします。
  • 55~69dB(中度難聴) コミュニケーションを保つためにも補聴器装用は必須となります。
  • 70~89dB(高度難聴) 会話を理解するには補聴器装用は必須ですが、重要なことは筆談が必要です。
  • 90dB以上(重度難聴) 会話を理解するには補聴器(聴覚)は補助的な役割となり、読話や手話、筆談が必要です。

難聴になったら補聴器の早期装用がおすすめです

病院で治療を受けても治らなかった聴力低下や、加齢による聴力低下がある場合はそのまま放置していても聴力が回復することはありません。そればかりか聞こえない状態が長く続くことにより脳の萎縮や、意欲の低下が起こりはじめ、そのまま認知症へとつながるケースもあることがわかっています。補聴器は「今よりもっと聞こえなくなったらそのときつければいいや」ではなく、難聴が今より進行してしまう前に早めの対策をし、補聴器を使ってできるだけ聞き取り能力やコミュニケーション能力を維持しましょう。

<難聴と認知症の関係についてはこちら>

最近の補聴器は目立たないデザインになっています

補聴器はなんとなく抵抗がある、面倒くさい、恥ずかしいというようなネガティブなイメージをお持ちの方も少なくありません。たしかに今までなにもなかった耳の中に物を入れるわけですから、うっとうしそう・・・管理も面倒そう・・・と思われるかもしれません。ご家族に補聴器をすすめられても断固拒否という方もいらっしゃいます。しかしそのままにしていても難聴が治るわけではありません。補聴器をつけなければずっと聞こえないままで過ごすということになります。それはご本人はもちろん、ご家族にもたいへんな不便や心配が生じることになります。

補聴器に対する抵抗を少しでも減らすため、最近ではつけていることが目立たない小型補聴器や、見えてもオシャレなデザインやカラーになっています。また最新のスマートフォンと連動して使用していくものもあり、昔の補聴器のイメージとは大きく変わってきています。補聴器をしようか迷っている方は一度補聴器専門店でお試しになってみてはいかがでしょうか。

ちたん

<スマートフォンと連動した便利な補聴器とは>

補聴器初心者にオススメする補聴器はこれ

セリオン表紙

オススメは充電式補聴器のCellionシリーズです。こちらは電池交換がいらない・操作が簡単・耳への装用が簡単となっています。従来の補聴器に比べ細かい作業が不要ですから、面倒なことはしたくない方や、手先がうまく動かないという方にはとくにおすすめです。

  • 機種名:Cellion(セリオン)
  • メーカー:シーメンスシグニア
  • 価格:¥200000~(片耳)

値段

 

  • おすすめポイント

 充電式 一般的な補聴器は使い捨ての電池で作動しています。機種や電池サイズにより異なり、平均で5日~15日程度で電池の交換が必要になります。Cellionは充電式ですので電池交換は不要です。補聴器を使ったあとは付属の充電器にのせておくだけです。4時間でフル充電になり、その後26時間連続使用が可能です。

セリオンランプ

 

 操作が簡単 Cellionは充電器にのせると自動的に電源が切れます。ご使用になるときは充電器からとるだけで電源がはいります。一時的に電源を止めておきたいときもボタンを押すだけですので簡単です。

充電式補聴器セリオン シーメンスシグニア おすすめ

 

 関東補聴器ならオーダーメイド耳栓で作成するから装用も簡単 通常はゴムでできた既製の耳栓を使用しますが、当社では基本的にお使いになる方の耳型をとり、きっちりと耳に合わせたオーダーメイド耳栓を使用いたします。そうすることで装用も簡単な上に、耳からズレにくくなりますのでおすすめです。

RICモールド 耳掛式補聴器 RICタイプ

 

まとめ

普段からたびたび会話が聞こえづらいと感じ始めたら補聴器の装用開始を検討するタイミングです。大切な話しを聞き逃してしまうことがあり、お仕事や生活する上で支障が出始めている場合はできるだけ早めの補聴器装用をおすすめいたします。

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耳穴式補聴器 専門店 耳型採取