自分で選べないの?【障害者支援法による補装具】

難聴が高度・重度で、身体障害者の基準に適合する場合は、障害者支援法による補装具費支給制度を利用することができます。

原則一割負担で交付される補聴器、自分の補聴器を全く選ぶ余地がないわけではありません。

補聴器販売店を選ぶ

補聴器メーカーを選ぶ

補装具費を受給し差額販売で補聴器を選ぶ

 

補聴器販売店を選ぶ

補聴器の機種の選定は指定医で診察・健診後「補装具支給意見書」を記入してもらい、補聴器販売店で「補装具費支給意見書」に沿って補聴器を選びます。

対象の補聴器は指定医の意見書に基づきますが、ご自身で販売店を指定することが出来ます。認定補聴器技能者が在籍していることや検査に必要な防音室などの環境が整っていることばかりでなく、補聴器の交付後に続く、調整や点検・清掃に訪店しやすいことや出張対応をしてくれるかなど補聴器を使い始めてから5年間あまり付き合っていくということを考慮に入れてお店を指定してはどうでしょうか。

 

メーカーを選ぶ

障害者支援法による補装具は片耳なのか両耳なのか。重度難聴用なのか高度難聴用なのか。そもそも適合と認めて交付するのかといった判断は指定医や言語聴覚士などが、機種選定後、装着や電池の入れ替えが可能どうかや聞こえの改善がみられるかなど総合的に適合しているか否かを判定するのですが、どのメーカーを選ぶかは自分で決定することができのです。

メーカーによって音質が違います。自身で各メーカーの特徴や音質を把握しお好みの補聴器を選んでは如何でしょうか。

 

 

障害者支援法対応で交付される機種の紹介

実際、障害者総合支援法対応の補聴器を聞き比べをしている店舗はほとんどないため、あらかじめ聞き比べることが出来るか確認したうえで店舗に足を運ぶ事が必要です。

指定医の身体障害者診断書・意見書に基づき障害者認定がされます。
指定医の「補装具費支給意見書」に基づき選んだ機種が後に行われる(電池の入れ替えや装用、取り外しなど上手に使用できているか、聞こえは改善しつつあるかを確認する)判定会で適合判定されて初めて交付となるので、メーカーの違いによる音質などの違いを比べてみては如何でしょうか?

2級3級の聴覚障害でしたら重度難聴用。4級・6級でしたら高度難聴用と目安をつけることができます。

メーカー別障害者支援法対応補聴器

 

 

GNリサウンドはワイヤレス&機器の小型化で世界をリードしてきました。
障害者総合支援法対応のダナロジック・アンビオは、AM577-DW(高度難聴用)、AM588-DW(重度難聴用)、AM598-DW(高度難聴用)があり、AM588-DWはオプションのイヤフックをを取り付けることによりハイパワーとなります。

ダナロジック・アンビオは大変機能が充実しています。
騒がしい場所でも雑音抑制と音量を自動調整し、音量を下げることなくハウリング抑制。マイクロマイクや音量調節が手元で行えるリモコン等、オプションのワイヤレス機能も充実しています。

ダナロジック・アンビオの機能一覧は下の図のとおりです。

 

 

中でもカタログに特筆してあるのは下記の8つです。

雑音抑制(弱/中/中強/強/環境適応) 外部入力
ハウリング抑制 テレコイル
実環境適応型指向性(自動調整) 4プログラム
デジタル式ボリュームコントロール(手動/自動) ワイヤレスオプション対応

 

ハウリングをカット

業界最高水準のハウリング抑制機能を搭載。ハウリングを抑えながら同時に聞取りにも必要な音量も保つことが出来ます。

 

ワイヤレスオプション対応

補聴器単体で使用するよりも もっと便利にきこえが広がるワイヤレスアクセサリーは4タイプ5種類。
(マイクロマイクとマルチマイクについては障害者総合支援法の対応を各市区町村の福祉課にお問合せ下さい)

補聴器の音量やプログラムを手元で簡単に操作。

 

 

 

 

 

通話相手の声を直接補聴器へお届け。

 

 

 

 

テレビの音声を補聴器に直接送信。

 

 

マイクロマイク 騒がしい環境で離れても相手の声が聴き取りやすい。

マルチマイク マイクロマイクの上位モデル。FMシステム、テレコイル、ライン入力にも対応。

プログラム数は最大4つ

違う聞こえ方の設定を補聴器に最大4つ記憶させ、聞こえの状況や周囲の環境に合わせて使いわけることが出来ます。

 

フォナックは音声の明瞭さが特徴。言葉の理解のしやすさは定評があります。

まずは、重さ・大きさ・電池寿命。比較のために高度・重度難聴者向けパワータイプのナイーダ充電式RICを載せました。

 

 

 

ナイーダBの取り扱い説明書の中から、障害者総合支援法対応のナイーダB-SPとナイーダB-UPに関するところをピックアップし特徴を確認してみましょう。

 

ボリューム調整が出来ます。

 

プログラムを設定できます

実生活に合わせて屋外用やレストランでの会話用などプログラムをあらかじめ設定しておき、プログラムスイッチを操作して音を使い分けることが出来ます。

FM型受信機及びFM型用ワイヤレスマイク ロジャーに対応します

ナイーダB-SP及びナイーダB-UPは補聴器に一体型の受信機を取り付けると外部マイクであるタッチスクリーンマイクからの音声を受信が可能。教育現場などで普及しています。FM型受信機及びFM型用ワイヤレスマイクも補装具費として交付されます。認定基準は各自治体の福祉課にお問合せ下さい。

 

 

一側性難聴の方の聞こえをサポートする クロス受信機と互換性があります

 

ワイヤレス クロス補聴システムは 一側性難聴(SSD)の方が聞こえない耳に装着しあらゆる方向からの会話や音をキャッチし聞こえる耳側の補聴器まで届ける送信システムです。

クロス補聴システム (フォナッククロス) について詳しくはこちら

 

 

 

コントラストの取り扱い説明書から、障害者総合支援法対応のコントラストHPプラスとコントラストSPプラスの機能を確認してみましょう。

音量調節・サウンドバランスの調節・マニュアル指向性の選択・スリープモード・プログラムの切り替え可能

コントラストSP+(重度難聴用)及びコントラストHP+(高度難聴用)では、ロッカースイッチ(上図の③)で音量調節・サウンドバランスの調節・マニュアル指向性の選択・スリープモードが出来ます。

コントラストHP+(高度難聴用)ではプログラムの切り替えをロッカースイッチ(上図の③)で行い、コントラストSP+(重度難聴用)では、プッシュボタン(上図の②)で行います。

以下はカタログより。(使用方法を選択し覚書としてチェックしておくようになっています)

プログラム数は最大6つ

違う聞こえ方の設定を補聴器に最大6つ記憶させ、聞こえの状況や周囲の環境に合わせて使いわけることが出来ます。

操作方法は、コントラストSP+(重度難聴用)はプッシュボタンで、コントラストHP+(高度難聴用)はロッカースイッチで操作します。(あらかじめ設定が必要です)

 

ボリューム調節が出来ます

サウンドバランスの調節で補聴器の簡易的な音質を調節することが出来ます

ロッカースイッチを利用して、高音域の音量を上げたり下げたりすることができます。

指向性を選択できます

設定しておくと聞こえの範囲を下の図のような5段階で切り替えることができます。

 

 

 

補装具費を受給し差額販売で補聴器を選ぶ

 

 

補装具費と使いたい補聴器に金額に差が生じる場合、補装具費との差額を支払うことが出来ます。(※自治体によって取り扱いがない場合があります。)

たいてい、福祉で全額を賄える機種は最新の機種に劣るところがありますが、その部分や機能が自分にとって必要だと考えた場合は差額を支払って便利な補聴器を手に入れるという選択肢もあります。

まとめ

難聴が高度・重度で、身体障害者の基準に適合する場合は、障害者支援法による補装具費支給制度を利用することができます。

原則一割負担で交付される補聴器、自分の補聴器を全く選ぶ余地がないわけではありません。

一般に補聴器の買い替えは5年に一度。買い替えの際に各補聴器を聞き比べたり、交付機種以外の最新機種の便利な機能が必要かどうかを検討したりしてより適切なきこえを追求してみては如何でしょうか。

関東補聴器は創業30年以上の経験と技術と知識で皆様のお悩み解決のお手伝いをさせていただきます。

 

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