
補聴器を装用していると「失くさないように・・壊さないように・・」と常に大切な補聴器の紛失や故障を心配されている方も多いのではないでしょうか。もちろん適切に使用していれば、簡単に壊れてしまうということはありませんが『装用中に突然聞こえなくなった。部品にヒビが入ってしまった。外出先でどこかに置き忘れたようだ。』という事もあるかもしれません。こんなときは補聴器の保険のようなものがあると安心ですよね。今回はGNリサウンド社の補聴器に無料でついている3つの安心保証制度についてご紹介します。
①紛失・破損保証について(無料)
紛失したとき
補聴器を紛失してしまったときは、ご使用になっていた補聴器と同じものを無料で作成してもらうことができます。
製品により規定の年数や回数の条件は違いますが、例えば【リサウンド・リンクスクアトロ 9クラス】では、購入後2年以内に限り(上限2回まで)保証の対象となっています。3年目からは紛失保証対象外となります。補聴器の扱いに慣れていない最初の2年間は万が一の際に安心ですね。
※保証を使用する際は保証書と共に警察が発行する遺失届が必要となります。
お客様の過失による破損
通常の修理保証では自然故障が生じた場合のみ保証の対象となりますが、こちらはお客様の過失による故障でも無料で同じ機種との交換または修理を行うことができます。例えば、うっかり水の中に落としてしまった、足で踏んで割れてしまった、飼い犬のいたずらでバラバラにされてしまった等の場合でも保証の対象になります。
こちらも紛失時と同様、製品により規定の年数や回数の条件が違いますのでご確認ください。
②故障保証・再作保証について (無料)
故障してしまったとき
自然故障が生じた場合には購入日から2年間(一部の機種は1年間)に限り、無料で修理を行います。この場合お客様の過失による故障は保証対象外となり、購入日から2年以内であっても修理代が発生することがあります。
いつもと同じように使っているのに補聴器から全然音が聞こえない、異音がする、部品が取れてしまった等はメーカーにて修理を行いますので保証書と一緒に販売店までお持ちください。
耳あな式の再作をしたいとき
耳を採型して作成する耳あな式補聴器では購入日から2年間(一部の機種は1年間)に限り、きつい、ゆるい、痛いなど耳あなの形が合わなくなった場合に無料で再作を行います。
③保証期間終了後の修理について
新ほっとシステム
保証期間終了後も、購入日から4年目までは修理1回につき40,000円(1台あたり)を上限とし、これを超える修理代は請求されません。5年目から正規の修理代がかかるという事になります。こちらも自然故障の場合のみ適用となります。
GNリサウンド耳あな式補聴器の場合
まとめ
補聴器を初めて装用しようと思ったとき、その形状の小ささに驚いて購入をためらう方もいらっしゃいます。紛失したり壊したらどうしようと急に不安になってしまうというお気持ちもわかります。高価格ということもありますので保証の面も購入前によく確認して機種選択をされるとよいのではないでしょうか。装用方法や取り扱いに慣れていない方やご高齢の方にとって心強い保証内容ではないかと思います。
保証を受ける際は保証書が必要となりますので大切に保管をしておきましょう。
※当社関東補聴器で購入された方は各店舗にて保証書の管理を行っていますのでご安心ください。