
年間を通して夏はレジャーやスポーツなどアクティブ❕季節ですが、、補聴器には苦手な季節なのです。。
補聴器は精密機器です。そのため湿気や汗に弱く、音が出なくなってしまったり、故障が多い季節なのです。。
補聴器を長持ちさせるよう自分で出来る故障対策を紹介したいと思います。
基本的な補聴器のお手入れ
補聴器の拭き掃除
補聴器にも除菌する事を推奨します。補聴器専用クリーナーシートで補聴器の周りをサッと拭くだけで簡単にお掃除出来ます。
嫌な臭いもなく補聴器をキレイに清潔に保つ事が快適に使用するポイントです。夏場に限らず毎日行うのが良いかと思います。
やはり汗・汚れが付着した状態で毎日使用していると感度が鈍ったり、故障の原因となります。
補聴器クリーナーシート
●本品はエタノールを含んでます。
D-Dry+補聴器乾燥機
補聴器の故障を防ぎ、出来るだけ長く使用していただく為に、補聴器の湿気対策を推奨しています。
D-Dry+は、補聴器の収納、そして強力な乾燥効果と除菌が出来る
一台三役の電気乾燥機で補聴器の大敵である水分から補聴器を守ります。
急速乾燥と除菌が出来る
乾燥剤がいらないので経済的
ボタンを押すだけの簡単操作
丈夫な防塵・防水補聴器がお勧め!
耳掛け型補聴器は耳にかける補聴器なので汗をかく季節になると耳の後ろに流れる汗が補聴器本体の中に浸み込み部品が腐食するケースがあります。
近年は防塵・防水に関する国際保護等級IP68により、野外の利用も安心な補聴器が増えています。
『IP68』とは
IPのあとに続く2桁の数字のうち第一記号は防塵性能の等級を表し、第二記号は防水等級を表しています。
防塵⇒等級:6 (ホコリからの保護)
8時間放置し、その後補聴器が機能することが出来る。
防水⇒等級:8 (水の侵入からの保護)
水深1m以上最深3mの水に長時間浸けておき、内部に浸水がなく機能を損なわない。
上記テストにクリアし、国際保護等級最高レベルのIP68を取得しています。
*日常防水仕様であり、完全防塵・防水を保証するものではありません。
防塵規格
0保護がされていない
1直径50mm以上の固形異物が侵入しない
2直径12mm以上の固形異物が侵入しない
3直径2.5mm以上の固形異物が侵入しない
4直径1.0mm以上の固形異物が侵入しない
5正常動作を阻害するような粉塵の侵入がない
6粉塵の侵入が完全に保護されている
防水規格
0保護がされていない
1鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない
2鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
3鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない
4あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない
5あらゆる方向からの漂流水による有害な影響がない
6あらゆる方向からの強い漂流水による有害な影響がない
7一時的に一定の水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
8継続的に水没しても内部に浸水することがない
まとめ
補聴器は汗や湿気に弱いので水にかからないようにすることです。補聴器を長く使用するためには日頃のお手入れがポイントとなります。定期点検も必要ですので、補聴器を長く活躍し続けるには、三ヵ月に一度は補聴器専門店でメンテナンスをしてもらうことが大切です。補聴器を快適に使い続けるためにしっかりと管理・お手入れ方法を習慣にしてみて下さい。
補聴器のお手入れやメンテナンスなど、補聴器のこと、聞こえのこと何でも気軽にお問合せ下さい。
関東補聴器全店に認定補聴器技能者が在籍しています。 皆様の聞こえのお悩みに向き合い解決方法を一緒に探していきましょう。