難聴を放置すると認知症の発症率が高くなるといわれています【厚生労働省発表】

厚労省

 

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みなさんは難聴を放置していると認知症の発症率が高くなるといわれているのをご存知でしょうか?これはただの噂話ではなく医師により研究され、その結果が厚生労働省により発表されているのです。厚労省では認知症の危険因子のひとつに難聴であることがはっきりとあげられています。認知障害の発症率も高くなり精神機能の低下もより急激になるということです。今回はその研究結果についてご紹介したいと思います。

認知症の危険因子とは

現在日本の65歳以上の高齢者約4人に1人が認知症またはその予備軍といわれていて、現在日本の認知症患者は462万人います。(2012年厚生労働省調べ)厚生労働省は「認知症施策推進総合戦略プラン(新オレンジプラン)」で認知症になりやすい原因として加齢、遺伝性、高血圧、糖尿病、喫煙、頭部外傷、難聴等をあげています。難聴の早期診断・早期発見、そして聴力を補うということが認知症の発症予防につながる可能性があるということなのです。

施策

難聴と認知症との関係についての研究

難聴と認知症の関係性について研究されている方がいらっしゃいます。米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部(耳鼻咽喉科・頭頸部外科・老齢医学・精神衛生・疫学科)のフランク・R・リン博士です。リン博士は1984人(平均年齢77,4歳)を対象に行った研究により以下のようなことを発見したそうですのでご紹介します。

難聴と認知症について

難聴の程度が重くなればなるほど認知障害の発症率も高くなり、精神機能の低下もより急激となる。

難聴を抱える高齢者は、聴力を維持している者よりも、徐々に認知症を発症する確率が大幅に高くなっています。私たちの所見は、医師が聞こえについて患者と話し合い、徐々に低下する聴力に積極的に対処することがいかに重要であるかを強調しています。

シグニア補聴器ホームページより抜粋

 

難聴の方の脳の変化について

10年間にわたり毎年MRI検査を実施したところ、当初より難聴の方126人のうち51人に脳の萎縮が進んでいた。聴覚障害のある人は脳が毎年1立方cm失われており、とくに音や会話を処理するエリアが大きく萎縮していく。

聴力の低下により、灰白質の萎縮が進み、会話を理解するために聞き取りにかなり集中をしなければならないという事実があり、脳に余分な負担をかけることになります。補聴器は聞こえを改善するだけでなく、脳を守ってくれる可能性があります。

シグニア補聴器ホームページより抜粋

 

早めの予防・早めの対策が大切ということ

難聴は早期に発見、治療、聴覚補償を開始するほど聞き取りが維持されやすい。補聴器による聴覚補償は聞こえを改善するだけでなく、脳の萎縮や認知機能障害の予防につながる。

難聴が放置されたままになると、常習的欠勤、職場での生産性の低下(その結果として、賃金をカットされる)などのほか、抑うつ、不安、認知力の低下につながります。

シグニア補聴器ホームページより抜粋

理論

 難聴を抱える人が「聞いて理解しようとする」ことが大きな負担となり、認知を阻害する日常的な要因となっている
 聴力の低下した人は社会的に引きこもりがちになり通常の交流が不足するため、精神的に低迷してしまう
 これらすべての要因が組み合わされて認知力低下の要因となっている

難聴の方にとってできる限りよい環境を

難聴の状態とは、会話が聞こえないことははもちろんですが周囲の物音にも気付かず脳への刺激が著しく低下していきます。難聴の程度が重くなればなるほど人とのコミュニケーションも難しくなり、脳が萎縮するなど認知症の発症率が高まってしまいます。また、加齢に伴う難聴の場合は少しずつ聞こえなくなっていきますからご自分では聞こえていないことに気がつかないこともあります。周りの方やご家族のサポートがとても大切になってきます。難聴は放置せず早めの対策をしましょう。大切な脳と心を守るために積極的な補聴器装用をおすすめいたします。

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まとめ

難聴の方やそのご家族にとっては少しドキッとするような研究結果だったかもしれませんね。決しておどかすつもりではないのですが、実際の結果として政府より発表されていますのでご紹介いたしました。これから補聴器の装用を検討されている方や、装用しようと思っているけどなかなか踏み切れないという方は認知症のリスクも含めて検討されてみてはいかがでしょうか。

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