補聴器のレンタル貸し出し時の注意点【誤解がないように!】

補聴器レンタル貸し出し 注意点

補聴器レンタル貸し出し 注意点

補聴器のレンタル貸し出しで試聴する際には、注意しておかなければならないことがあります。
この注意する点を理解した上で試聴体験を行わないと失敗してしまうことがありますので良く理解してくださいね。
せっかく自宅や職場で試したけど思うような効果が現れなかった…なんてことにならないように注意点をあげますね。

補聴器のレンタル貸出制度

補聴器の購入前に自宅や職場で試してみたいっと思われる方がいるかもしれませんよね。
補聴器販売店によっては、補聴器のレンタル貸出制度を行っている販売店があります。
全ての販売店で行っているわけではありませんので販売店に確認してみてくださいね。
また、レンタル貸出制度も期間や料金、貸し出し機種など細かな取り決めが各販売店で違いますので注意してください。
紛失時や故障時にも賠償や負担があるかもしれませんからしっかりと確認しましょう。

補聴器の選び方の流れ

補聴器を選ぶときには、あなたの耳の状態や聴力、使用環境など細かなことをお聞きした上で最適な補聴器を選ばなくてはなりません。
簡単な流れを説明します

1.問診

あなたの聞こえに対するお悩みや使用経験があるのか、初めてかなど補聴器選びに必要な事柄をお伺いいたします。
家族の方や同伴者にもお悩みや様子をお伺いする場合もあります。

2.聴力測定

あなたの聴力の状態を測定します。難聴度によって最適な補聴器を選ぶためです。左右共に測定します。
難聴の程度によって補聴器選びも変わってきます。
また言葉の聞き取り能力についても測定していきます。

3.補聴器の試聴

測定した結果に基づいて補聴器を調整(フィッティング)し実際にご自身の耳で聞こえを体験していただきます。
音量や音質・機能設定などを微調整しながら最適な聴取環境に近づけていきます。

4.機種選定

調整結果や機能設定の状態など細かな点に留意しながら最適な補聴器を選定していきます。

5.ご注文

ご希望の機種が決定しましたらご注文となります。
あなたの耳の型を採取して、耳のサイズに合わせ型通り補聴器を作成します。(イヤモールドも含む)

<補聴器購入の流れさらに詳しくはこちら>

上記の項目が補聴器選びの手順になりますね。

補聴器レンタル貸し出しのタイミング

補聴器レンタル貸し出しのタイミングとは、ご注文前に自宅や職場で試してみたいということですよね。
上記の4までの手順は必ず必要になりますので注意してください。
4までの手順を踏まずに、そこに展示してある補聴器を貸し出してもらっても全く耳に合っていませんので使用できません。

補聴器レンタル貸し出しの注意点1

貸出ししてもらう補聴器は、あなたの聴力などに合わせて調整(フィッティング)してもらった補聴器でなくてはなりません。
調整や機能設定を行っていない補聴器は、あなたに合っていませんから全く効果がありませんので注意してください。
くれぐれも展示品や在庫品をそのままレンタル貸し出しするようなことは禁物ですよ。

 【ポイント】

補聴器の調整で聞こえ方が良くも悪くもなってしまいます。経験豊富な補聴器専門店や認定補聴器技能者が在籍している販売店での補聴器調整を強くおすすめします。

補聴器レンタル貸し出しの注意点2

補聴器レンタル貸し出し中の補聴器は、「仮」の状態です。
本来補聴器は、あなたの耳の型通りにオーダーメイドで作成するのが基本です。耳掛け式補聴器であっても耳の穴に入る耳栓部分はオーダーメイドで作成する必要があります。オーダーメイド耳栓「イヤモールド」と呼びます。
耳の穴は個人差があり大きい人・小さい人、上向きの人・下向きの人、真っ直ぐな人・曲がっている人…。
ゴムの耳栓などでは、キチンと耳に入らず聞こえ方も不十分、装着も不完全です。

 【ポイント】

キチンと装着できていない補聴器では、効果が出ない場合がほとんどです。
つけてもつけなくても変化や効果を感じないというお客様の多くはキチンと補聴器を装着できていないケースが多数です。耳型を採取してオーダーメイドしていない補聴器は「仮の状態」ですから、注意が必要ですね。
オーダーメイド耳栓「イヤモールド」でないとしっかりとした効果が体験できないことがほとんどです。

補聴器レンタル貸し出しの注意点3

補聴器は装着したそのときから何でも思い通りに聞こえるようになるわけではありません。
まずは、キチンと装着できるようになることが必須ですが、補聴器から聞こえてくる「音」に慣れる必要があります。
難聴になってしまった聞こえの状態に脳が慣れてしまっているので、補聴器による最適な聞こえに脳を慣らしていくトレーニングが必要です。これが一般的に言われている「補聴器に慣れる」ということです。

 【ポイント】

補聴器に慣れるには、当然期間を要します。レンタル貸出し期間中に慣れるようになるには時間的に難しい可能性があります。
音量や音質・機能設定など再調整の必要もあります。微調整を数回行い快適な聴取状態に仕上げていきます。
レンタル貸し出しの「期間」には注意が必要です。

補聴器レンタル貸し出しの注意点4

購入希望の機種と同一の補聴器でないと購入後に聞こえ方に差が生じます。
予算や希望のスタイル・デザインなど同一の補聴器で試聴体験することが重要です。
とりあえず販売店にある間に合わせの補聴器でレンタル貸し出しを行っても最適な調整や機能設定になっていない可能性がありますので注意してください。

 【ポイント】

オーダーメイド耳穴式補聴器の場合は、補聴器本体を作成しますのでレンタル貸し出しできない場合もあります。
耳掛け式補聴器の場合であってもゴム耳栓とオーダーメイド耳栓「イヤモールド」では聞こえ方が違う場合が多々あります。
イヤモールドもオーダーメイドで作成するのでゴム耳栓での「仮の状態」でのレンタル貸出しになる場合がほとんどですので注意が必要です。

補聴器レンタル貸し出しの注意点5

紛失や故障の場合は、負担が発生することがあります。
「仮の状態」の補聴器では、ゴム耳栓による装着の場合、不完全な装着で落下したり紛失してしまうリスクがあります。
オーダーメイドで作成した場合は、キチンと耳に装着できるので落ち着きもよく安定して落下することはほとんどありません。
また落下したことにより補聴器の破損や故障を起こしてしまう危険性もあります。

 【ポイント】

紛失や故障についてはサービス内容によって有償での負担が発生する場合がほとんどです。
購入した補聴器であれば、紛失保証や修理保証がついていますがレンタル貸し出しサービスには適応していません。
貸し出しの場合は、しっかりと管理し責任を持って使用しましょう。
レンタル貸し出し時に事前確認が必要です。トラブルにならないよう注意が必要です。しっかり確認してください。

注意点を踏まえた上での試聴体験

補聴器レンタル貸し出し 注意点上記で説明したように試聴体験である補聴器の「仮の状態」では、なかなか思い通りに行かないことが多いと言わざるを得ません。
そのため貸し出しレンタルの状態が全て完成された状態でないことをご理解の上で体験することが重要です。
そして、「仮の状態」での問題点を改善する方法を見つけながら購入へと進んでいくことが望ましい形です。
「貸し出しレンタルしてよかったら購入する」っという方が多い中、あえてはっきりと申し上げます。
「レンタル貸し出しは購入後の補聴器作成の見極めですから購入を前提とした方が挑戦してほしい」と思うのです。

補聴器のレンタル貸し出し時の注意点のまとめ

皆さまからの補聴器相談の際、販売店で測定結果に基づいて調整した補聴器を試聴体験されると思います。
そのとき補聴器を装着して聞こえの改善が見られた場合は、補聴器による効果は十分期待できます。
購入後、音量や音質・機能設定などの微調整を繰り返し行うことで最大限の効果を発揮できるように補聴器専門家と補聴器を完成させていけることでしょう。
「レンタル貸し出ししてよかったら購入しよう」というのは、少し無理があるかもしれません。
レンタル貸し出しする補聴器本体は「仮の状態」です。
「仮の状態」ですからとても良いという結果にはなることは極めて稀なことです。
レンタル貸し出しは、購入を前提とした補聴器作成の問題点の洗い出し作業と考えてください。
レンタル貸し出しされた補聴器の状態が全てであると思わず、問題点を販売店に伝え、購入する際は、その問題点を解消するような作成や方法を施してもらうようにしてください。
上記の注意点をよく理解してご納得の上での試聴体験することが大切です。

関東補聴器では再調整や再作成などお客様目線でとことん寄り添ったサービスを行っています。
ぜひ無料相談や試聴体験をご利用ください。

<関東補聴器の問い合わせはこちら>

補聴器 両耳 片耳 おすすめ

NHK連ドラ「半分、青い。」は片耳が聞こえない女性が主人公の物語【片耳難聴について】

半分青い

半分青い

4月からNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の放送が始まります。これは高度成長期から現代までを舞台に、幼い頃病気により片耳を失聴してしまった1人の女性の物語だそうです。過去にも聴覚障がいを持つ方をテーマにしたドラマやアニメはありましたが、片耳だけ聞こえないという設定は珍しいのではないでしょうか。では片耳だけ聞こえないとはどのような聞こえ方でどんな不自由があるのか?片耳難聴についてお話ししたいと思います。

「半分、青い。」とはどんな物語?

連続テレビ小説第98作「半分、青い。」は、脚本家・北川悦吏子さんのオリジナル作品。故郷である岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインが、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていきます。

大阪万博の翌年、1971(昭和46)年。岐阜県東部の架空の町、東美濃市梟(ふくろう)町の小さな食堂に、鈴愛(すずめ)という女の子が生まれた。毎日野山を駆け回る元気な子だったが、小学生のとき、病気で片耳を失聴してしまう。そんな彼女を励ましたのは、わが子を愛してやまない両親と、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみだった・・・。                (NHKホームページより抜粋)

脚本を手がけた北川悦吏子さんも病気により片耳が聞こえないことを公表されていますね。聴力は一度失うと回復しないことも多くあるようです。また主人公のように失聴してしまうと補聴器の効果も見込めないことがあるため、幼い頃から片耳は聞こえないまま生活を送られている方も少なくありません。

片耳だけ聞こえなくなってしまう原因

片耳が聞こえなくなってしまうのにはいろいろな原因がありますが、代表的なものとしては以下のようなことがあります。生まれつき聞こえない方もいらっしゃいますし、両耳とも健康だった場合でもその後、病気やケガなどによって聴力を失ってしまう方もいらっしゃいます。とくに小さいお子さんの場合、なんらかの原因で片耳が聞こえなくなってしまっているのに、もう片方が聞こえているため周囲の大人も気がつかないことがありますので注意が必要です。また、聴力が低下した場合は一日でも早い治療が必要といわれていますので聞こえに違和感を感じたときはすぐに病院へいきましょう。

  • 先天性の片耳難聴
  • おたふくかぜによるムンプス難聴
  • 突発性難聴
  • 中耳炎によるもの
  • 聴神経腫瘍によるもの
  • 音響性外傷によるもの
  • 事故による外傷によるもの
  • 内蔵疾患からくる難聴

 

片耳が聞こえないとどのような不自由があるか

当社にお越しくださる成人のお客様の中には、原因はわからないけど物心ついたときには片耳が聞こえなかったという方がいらっしゃいます。子どもの頃から聞こえなくて不自由を感じることもあったけど、特に聞こえ改善のための対策をすることもなく今まで生活されてきたそうです。そしてこの方と同じような状況の方はたいへん多くいらっしゃいます。片耳だけ難聴ということは、もう片耳は正常ですから全く聞こえないわけではありませんし、見た目でもわかりませんから周囲の方も気がつきません。そのため、グループで話しをしていても自分だけ聞こえず話しに入りそびれてしまったり、大切な場面で聞き返すことができなかったりなど様々なご苦労があるようです。

片耳難聴だと・・・

  • どこから音がしたのかわからない
  • 聞こえない耳の方から話されると会話ができない
  • 聞こえたフリをして適当な返事をしてしまう
  • 周りが騒がしい場所だと会話が聞き取れない
  • 授業中や会議中などにはとくに集中して聞くのでとても疲れる
  • 聞こえないことを周囲に理解してもらえない

 

片耳難聴の方には障がい者手帳がありません

現在の日本の制度では片耳難聴の方には障がい者手帳は交付されません。また補聴器を購入される場合の補助金制度なども今のところなく、全て費用は自己負担となります。

聴覚障がいの基準について

聴覚で障がい者手帳が交付されるのは両耳が難聴になっていることが条件となっています。難聴の程度により6級・4級・3級・2級と等級が別れています。

62

上の表は少しわかりにくいと思いますので、一番等級の軽い6級の内容をざっくり言いますと

  1. 両耳とも高度難聴になっている
  2. 片耳が重度難聴になっていて、もう片耳も中度難聴になっている

ということです。ですから片耳は重度難聴でも、もう片耳が正常な場合は障がい者とはなりません。

 

聴力レベル

 

片耳だけ難聴の場合でも補聴器を使用するべきか

片耳だけ難聴になっている方が補聴器を使用するかどうかは、日常生活を送るうえでご本人がどの程度不自由を感じているかによって決めていただくとよいと思います。片耳難聴の方は、多くの場合、静かな場所で1対1で会話をしているぶんにはとくに問題なく聞こえています。それとは逆に、騒がしい環境での会話であったり、話しをしている人が聞こえない耳側にいるときなどは聞き取りに苦労を感じることがあります。必要に応じて補聴器を使うというのも聞きやすさを改善する1つの方法です。

(例1)日常生活に不便を感じることはない 補聴器は必要ありません

(例2)授業中や会議中など大事な場面で聞こえなくて困ることがある   一般的な補聴器又はクロス補聴器を必要に応じて使用する

(例3)日頃から聞きづらいことが多くて困っているが難聴の程度が重く通常の補聴器では効果が見込めない 片耳難聴専用のクロス補聴器を使う

片耳難聴の方が補聴器を使用する際は、補聴器専門店でよく相談をし、日常生活での補聴効果を体感してから購入することをおすすめいたします。

 

クロス補聴器とは片耳難聴者のための補聴器です

フォナッククロス

補聴器をつけたくても難聴が重症化していて補聴器の効果が見込めないという方には、クロス補聴器という片耳難聴専用の補聴器もあります。こちらは特殊な補聴器ですので、一般的にはあまり知られていませんが、片耳難聴者の聞こえを補助する方法のひとつです。

仕組み

片耳難聴 クロス補聴器 ムンプス難聴

  • 難聴の耳へは・・・クロス送信機を装用する
  • 正常な耳へは・・・補聴器を装用する

クロス補聴器の仕組みは上のイラストのように

  1. 聞こえない耳側でしている音をクロス送信機で集音する
  2. それを電波により聞こえる耳へつけた補聴器へ届ける
  3. 補聴器から聞こえない耳側でしている音が聞こえてくる

クロス補聴器をつけても聞こえない耳が聞こえるようになるというわけではありません。聞こえない耳側の音を良い方の耳で聞くということですので、良い方の耳では通常の聞こえと、聞こえない耳側でしている音の両方を聞くということになります。

クロス補聴器で改善できること
  •  聞こえない耳側からの生活音や会話音が聞こえる
  •  聞こえない耳側から話しかけられても気付きやすい
  •  聞き間違いや聞き逃しが減る
  •  騒がしい場所や車の中での会話が聞き取りやすくなる
  •  数人での会話が聞き取りやすくなる

 

クロス補聴器をしても改善できないこと
  •  どの方向から音がしているのかは分かりづらい

 

クロス補聴器の価格

現在クロス補聴器を販売しているのはフォナック社、シーメンスシグニア社、ワイデックス社の3メーカーとなっています。ここではフォナック社を例にご紹介します。

耳掛け型の場合、送信機は¥95000です。これは聞こえない耳へつけます。これと聞こえる耳へつける補聴器も必要です。補聴器は¥180000~となりますので、両方合わせると¥275000~ということになります。

耳穴型の場合ですと、送信機は¥120000。補聴器は¥188000~となりますので、合わせて¥308000~ということになります。オーダーメイドになるため耳掛け型に比べ多少価格が高くなります。

クロスビロング

 

クロス補聴器の試聴レンタル

クロス補聴器はその特殊性からお使いになる方により効果の感じ方が違います。購入する際や、購入するかわからないけどちょっと試してみたいという場合は、可能であればレンタルをさせてもらいましょう。実際に職場や学校、近所でのお買い物など普段生活をしている場所でお使いになってみるとよいと思います。

当社でももちろんクロス補聴器のレンタルを行っております。どんな感じで聞こえる?操作は難しい?など気になることは体験していただくのが一番です。お試しになりたい方はお気軽に関東補聴器までご予約・ご相談くださいね。

 

まとめ

片耳難聴は、聞きづらいということを周りの方になかなか理解してもらえず不便を感じている方がたくさんいらっしゃいます。来月からのNHKドラマにより、多くの方が片耳難聴について知るきっかけになるかもしれませんね。

<関東補聴器へのお問い合わせ・ご予約はこちらへ>

耳穴式補聴器 専門店 耳型採取

 

 

片耳が急に聞こえなくなる突発性難聴の補聴器【解決策を伝授!】

突発性難聴 片耳難聴 クロス補聴器

突発性難聴 片耳難聴 クロス補聴器

片耳が急に聞こえなくなる突発性難聴。著名人や芸能人でも発症したとニュースを聞きますが、重い難聴になってしまった場合は、クロス補聴器が効果的です。
突発性難聴になってしまい、難聴の程度が軽い場合と重篤な場合がありますよね。
重篤な場合は、難聴耳に補聴器をつけても効果がなくあきらめていた方もいたかもしれませんが最新のデジタル&通信技術の進歩でクロス補聴器という強い味方ができました。ぜひ試していただきたいと思います。
クロス補聴器とは?価格はいくらなのか解説していきますね。

原因不明の突発性難聴

突発性難聴は、文字通り突然聞こえなくなってしまう原因不明の難聴です。
原因不明といっても近年の研究でいくつかの可能性があるとされています。
血栓・ウイルス感染・自己免疫疾患などが関係しているといわれていますが、大きなストレスなどが引き金になることが多いようですね。
上記の可能性があるとはいえ、やはりしっかりとした原因究明には至っていないのが突発性難聴です。

発症した場合は早期に医療機関へ

突発性難聴はめまいや吐き気を伴うこともあるので早期に医療機関を受診してください。
しかし、聴力低下も少しの場合は「なんか耳が詰まった様な聞こえだな~。」と軽く考えて受診のタイミングを逃してしまう方も多いようです。
突発性難聴は早期の治療により、改善するケースが多数ですが発症後7日以上経過してしまうと治療も大変になってしまいます。
とにかく自己判断せず、医療機関を受診しましょう。

聴覚障害になってしまった場合

治療を行ったが難聴になってしまい、医師から「補聴器の効果も期待できない。」と言われてしまうほど重度の難聴になってしまった場合はどうしたらよいのでしょう?
まだ、あきらめることはありません。
良聴耳をフル活用して、悪聴耳をカバーする「クロス補聴器」という特殊補聴器があります。

突発性難聴は片耳難聴がほとんど

突発性難聴 片耳難聴 クロス補聴器突発性難聴は、片耳に発症することが多く発症した耳はかなり重度の聴覚障害になる場合も少なくありません。
聴覚障害が軽い場合は、悪聴耳に補聴器を使用することで効果が期待できるかもしれませんので、補聴器専門店で相談し、試聴体験することをおすすめします。
しかし、重度の聴覚障害になってしまった場合でも片耳に発症の多い突発性難聴は、反対の耳が残っています。
良聴耳をフル活用して補う「クロス補聴器」!
では、クロス補聴器についてです。

クロス補聴器の仕組み

クロス補聴器システムとは、両耳に補聴器を装着して悪聴耳側の音声をワイヤレスで電波送信して良聴耳につけた補聴器で聞いてしまおうというシステムです。
正確には、悪聴耳に装着しているのは補聴器ではなく集音マイク兼送信機です。
良聴耳につけているのは、補聴器兼受信機です。
下のイラストでイメージがつかみやすくなるかと思います。

クロスしくみ

クロス補聴器の利点(メリット)

 

突発性難聴 片耳難聴 クロス補聴器

クロス補聴器を使用することで得られるメリットは限りなくあります。
職業によりいろいろなメリットがありますが、会議やミーティングでも難聴耳側の問いかけもわかるようになるでしょう。飲食業での注文なども難聴耳側からの注文も聞き取れることでしょう。
また、運転中には難聴耳側からの会話も体をよじることなく聞くことができるでしょう。
片耳難聴でお悩みの事柄がかなり改善できる可能性があります。

適切に調整されたクロス補聴器ならば、むしろ悪聴耳に補聴器をするよりも効果的です。

しかしながら、悪聴耳の音も反対で聞こえてきますので音の方向感は改善することはできません。

クロス補聴器の欠点(デメリット)

突発性難聴 片耳難聴 クロス補聴器

利点(メリット)があれば欠点(デメリット)もあるはずです。どんなことがあるのでしょうか。
両耳に機器を装着するため予算もふたつ分用意する必要があります。
また、良聴耳にも受信機補聴器を装着しますのでわずらわしさを感じることもあるかも…。

しかしながら、デメリットよりも片耳難聴に対する悩みは解消しますのでメリットの恩恵が多いことは当然です。

クロス補聴器購入に助成金制度はあるのでしょうか?

確かに片耳難聴に効果的なことはご理解いただけたと思いますが、では購入に際して助成金や補助金はあるのか気になりますね。
補助金や助成金は聴覚障害の障害者手帳をお持ちの方が対象となります。
聴覚障害の障害者手帳をお持ちでない方は、補助金や助成金の対象とはなりません。
下記に片耳難聴の障害者手帳補助金について詳しく書きましたのでご覧ください。

<片耳難聴で障害者手帳の交付はあるのかについて>

補聴器はトレーニング期間が必要

クロス補聴器も使用した時から何でも思い通りに聞こえが改善するとはいえません。
補聴器の音に慣れることや操作方法、装着の仕方などトレーニングをしながら使用していくことになります。
また、片耳で両耳分の音を聞き、処理するので最初のうちは少しづつトレーニングしていくと良いかと思います。
音質や機能設定などは何度でも再調整可能ですので使用感を補聴器専門店に伝え再調整してもらうことが重要となります。

おすすめのクロス補聴器紹介

関東補聴器で好評のクロス補聴器を紹介いたします。

送信機側

・メーカー フォナック
・機種   フォナッククロスⅡ-13
・価格   90,000円

突発性難聴 片耳聞こえない 疲れる 補聴器

本体背面にあるつまみを上下にタップすることでボリューム調整が可能ですから自分好みの音量に調整できます。
こちらの商品は、悪聴耳につける集音マイク&送信機になります。
よって受信機補聴器とセットで使用します。
下記に受信機補聴器を紹介します。

受信機側

・メーカー フォナック
・機種   オーデオV30-13
・価格   150,000円

突発性難聴 片耳聞こえない 疲れる 補聴器

送信機側のクロスⅡ-13から送信された音声を受信して良聴耳で聞きとります。
防水設計にもなっており、電池寿命が長いのが特徴です。

上記の2つの商品がセットになってクロス補聴器として機能し、完成されるのです。

おすすめのクロス補聴器セット価格

送信機側   +   受信機側   =  セット価格

90,000円+150,000円 = 240,000円
(クロスⅡ-13)(オーデオV30-13)

ということになります。

お試し可能なレンタルサービス

関東補聴器では、クロス補聴器をレンタルできるサービスがあります。
実際に職場や学校などで使用してみて効果を体験していただいてから購入することができます。
レンタルサービスの期間は、原則2週間となっています。(要相談可能)
運転免許証や保険証などご本人様が確認できるものをご用意ください。

レンタルには数に限りがありますので予約が必要となります。

気軽に問い合わせください。

片耳が突発性難聴の補聴器まとめ

突発性難聴は、前触れなく突然聞こえなくなってしまう難聴です。早期の治療で回復することがありますので聞こえの異常を感じたら早期に医療機関を受診してくださいね。
治療の甲斐なく、重篤な難聴になったしまった片耳難聴でもあきらめるのはまだ早すぎます。
片耳難聴のための救世主として、クロス補聴器があります。
近年のデジタル技術とワイヤレス技術が融合して出来上がったクロス補聴器。
片耳難聴でお悩みの方は、ぜひお試しを強くおすすめいたします。

関東補聴器全店に認定補聴器技能者が在籍しています。
最新型補聴器の試聴体験を随時受け付けております。
聞こえのことでお悩みの方は気軽にお問い合わせください。

<関東補聴器の問い合わせはこちら>

補聴器 おすすめメーカー

難聴で補聴器をしていても会議では聞き取れない方へ【3つのご提案】

会議では

会議では

難聴で普段から補聴器を使用していても会議になるとうまく言葉が聞き取れないことはありませんか?大切な話しが聞こえずお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?会議は通常の相対した会話とは違い、離れた位置からの声を聞き取らなければいけなかったり、会議室の広さによっては反響音がしたりとても聞き取りづらい状況となってしまいます。今回はそんな方に向けて、1、リモコンやスマートフォンでの補聴器の音の調整、2、マイクを使い音声を直接補聴器へ送信する機能、3、特殊なスピーカーとマイクを活用する方法の3つの改善策をご紹介いたします。

会議になると聞こえない理由

普段は補聴器を使ってある程度聞こえているのに会議になるとほとんど聞き取れないということがあると思います。残念ながら補聴器を適切に使用していてもその場の環境や状況によっては思い通りに聞こえないこともあります。その大きな理由としては以下の2点が考えられます。

1、話し手との距離の問題

会議の場合、発言をする人がいつも自分のすぐ近くにいるわけではないですよね。どちらかというと離れたところから発言している声を聞かなくてはいけないことの方が多いのではないでしょうか?当然のことですが、話し手との距離が離れれば離れるほど音声は小さくなりますし、周囲の雑音にも邪魔され声がかき消されてしまうこともあります。さらに発言者が横を向いて話していたり、手元の資料などを見ながら話していると相手の表情や口の動きも見えません。そうするといくら補器をしていても聞き取りにくいという状況になってしまうわけです。

2、部屋のつくりによるもの

会議室が広かったり、天井が高かったりすると会話音も含め様々な音が反響しやすい環境になっていることがあります。話し声ももちろんですが、そのほかに書類(紙)のこすれる音、イスを動かす音、だれかの咳払いなど健聴な人にはささいな音も難聴の方にとっては聞き取りに邪魔される音となってしまいます。

なぜ聞こえないか

会議中の聞き取りを改善させる方法をご紹介します

改善方法その1 リモコン又はスマホで調整をする

補聴器にはご自分で音の調整ができるものがあります。調整の仕方としては補聴器本体に調整するためのボタンがついていたり、別途補聴器専用リモコンを使って調整をするという方法があります。そして最近ではスマートフォンのアプリを利用して微調整ができるタイプの補聴器も発売されています。発言者によっては聞き取りやすい話し方の人もいれば、声がか細くて聞き取りにくい話し方の人もいらっしゃいますよね。そのような場合に備えご自分で補聴器の音量をその都度調整できるようにしておくと便利だと思います。

連動

 

【リモコンユナイトⅡ

  • メーカー名:GNリサウンド
  • 価格:¥37800
  • 特徴:補聴器の音量調節ができる。環境に応じてあらかじめ音の設定をした複数のプログラムを切り替えることができる。手元で調整できるので簡単。補聴器の調整をしていることに気付かれにくい。使用するにはリモコンユナイト対応の補聴器が必要。

りもこゆないと

 

【リサウンド・スマート3Dアプリ

  • メーカー名:GNリサウンド
  • 価格:アプリのダウンロード無料
  • 特徴:ご自身のスマートフォンで音量調整や雑音抑制などの微調整が可能。使用するにはアプリ対応の補聴器が必要。

3Dアプリ

 

改善方法その2 マルチマイクを置く

こちらは名前のとおりマイク機能が働きますので、会議室での発言者の音声を拾います。そして拾った音声は直接補聴器に送信され聞くことができます。例えば下の写真のように会議中はテーブルの真ん中へマルチマイクを置いておけば、少し離れた位置に座っている方の声も聞き取りやすくなります。可能であれば発言者の胸元にマルチマイクを装着させてもらうとよりダイレクトに音声を拾うことができます。

【マルチマイク

  • メーカー名:GNリサウンド
  • 価格:¥54000
  • 特徴:騒音の有無により聞こえ方を自動切替え。使用するにはマルチマイク対応の補聴器が必要。

マルチマイクと補聴器

 

<リモコン・スマホアプリ・マルチマイク対応の補聴器について詳しくはこちらへ>

 

改善方法その3 ロジャーを活用する

ロジャーとはデジタルワイヤレス補聴援助システムといって、複数の人が同時に話す場所、音が反響しやすい場所、広い会場や離れた場所で補聴器だけでは聞き取りの難しい場所での聞こえをサポートするシステムです。今回はその中のひとつでマイク(ロジャータッチスクリーンマイク)線音源スピーカー(ロジャーデジマスター)という商品を組み合わせて使用する方法をご紹介します。使い方としてはワイヤレスのマイクで拾った音声を、会議室に設置した線音源スピーカーにより部屋全体に音声が行き渡るようにする仕組みです。一般的なスピーカーとは違い、音の減衰や反響、残響が少ないタイプとなっていますので、後ろの席にいる人まで音声が届きやすくなっています。

 

せんおんげんスピーカー

 

【ロジャータッチスクリーンマイク(ワイヤレスマイク)】

  • メーカー名:フォナック
  • 価格:¥128000
  • 特徴:話をする人に装着するか、近くに置くことで声を拾い、線音源スピーカーへ送る

たっちすくりーん

 

【ロジャーデジマスター5000(線音源スピーカー)】

  • メーカー名:フォナック
  • 価格:¥150000
  • 特徴:ロジャータッチスクリーンマイクからの音をキャッチし部屋全体に音声を届ける。教育現場でも使用されていて、音の減衰や反響、残響を抑える。部屋全体に聞こえるので補聴器の機種は関係ありません。

せんおんげんすぴーかー

まとめ

補聴器をしていてもそのときの状況によってはうまく相手の声が聞こえないこともあります。会議になるとよく聞き取れないという方は、面倒でもリモコンやスマートフォンでその都度細かく調整をしたり、ロジャーのようにワイヤレスマイクやスピーカーをうまく活用する方法などをお試しになってみてください。また現在お使いになっている補聴器がリモコンやアプリ等の対応機種になっているかわからない場合は補聴器販売店までご確認ください。

補聴器専門店の関東補聴器では補聴器やロジャーなどのお試しレンタルも実施しておりますので、ご興味のある方はまずはお気軽にご相談ください。

<関東補聴器へのお問い合わせ・ご予約はこちらへ>

 

耳穴式補聴器 専門店 耳型採取

 

 

片耳が聞こえない方の補聴器はお試し可能です【試して体感!】

片耳難聴 クロス補聴器 お試しレンタル

片耳難聴 クロス補聴器 お試しレンタル

片耳が聞こえない方専用は、クロス補聴器と呼ばれます。一度、ご自身の耳でお試しになって効果を確かめてから購入を検討してください。
職場や学校など、片耳難聴によりお困りの場面で試してみることで不便が解決できることを体験してください。
クロス補聴器を試してみることで、今まであきらめていたことが解決できるかもしれませんよ。

片耳補聴器を使用するタイミング

片耳難聴の場合、反対の耳はきちんと聞こえているので日常生活でいつもいつも困るというわけではありませんが、必ず不便を感じる場面があるはずです。

 周囲がざわついていると良く聞き取れない
 難聴耳側からの呼びかけに気付かない
 仕事上小声や突発的な指示が聞き取れない
 体をよじってよい耳を前に出すので嫌がられる

このようなことがある方はクロス補聴器をするタイミングですよね。

クロス補聴器の仕組み

クロス補聴器の仕組みは、難聴耳にクロス送信機という集音マイクをつけて難聴側の音を集音し、反対側にある良聴耳につけた補聴器に音声を電波で瞬時に送信し聞きとる方法です。

わかりやすくイラストにしてありますので下記をご覧ください。

片耳難聴 クロス補聴器

 

まずは難聴の程度を把握しましょう

まずは、難聴がどの程度になっているのか把握することが重要です。
医療機関で診察してもらうことはもちろん、補聴器専門店でも補聴器フィッティング(調整)のため聞こえの測定を行います。
測定の結果に基づき補聴器フィッティング(調整)を行い、お試し試聴体験へと移ります。

<初めての方は詳しく解説こちら>

片耳難聴の程度で補聴器を選ぶ

片耳難聴の程度によりクロス補聴器なのか通常補聴器なのか補聴器の選択が変わってきます。
難聴の程度が軽い場合は、難聴耳に通常補聴器を装用することで効果が出る可能性もあります。
難聴の程度も軽度難聴から重度難聴まで様々ですので、どの補聴器でもいいというわけではありませんから信頼のおける補聴器専門店で相談してください。

通常HA クロスHA

片耳難聴の補聴器選び注意点

測定結果に基づいて最適な補聴器フィッティング(調整)を施した補聴器を実際に試聴体験することが重要です。
クロス補聴器を装用して職場や家庭などでどのように音環境が変化するのかしっかり体感していただきます。
音の調整やフィット感の調整など細かくフィッティング(調整)していくことが大切になりますので、技術・知識・経験が十分な補聴器専門店を選びましょうね。

クロス補聴器商品紹介

関東補聴器でご好評いただいているクロス補聴器を価格も含めて紹介いたします。

商品名 フォナッククロスB-13
メーカー フォナック
価格 95,000円

片耳難聴 クロス補聴器

こちらに紹介しているのは、クロス補聴器の送信機にあたる部分ですので、このクロス送信機とセットで受信側の補聴器もセット購入する必要があります。

受信側の補聴器は、それぞれ対応になっている機種を性能や価格で自由に組み合わせることができますが、関東補聴器で好評の受信側の補聴器とのセットですとこのようになります。

送信側送信機 + 受信側補聴器 = セット価格合計

受信側の補聴器に最適なのがビロングシリーズのB30-Pがおすすめです。

商品名 B-30-P
価格 180,000円

片耳難聴 クロス補聴器上記のセット価格に当てはめて実際の商品を計算してみますと

フォナッククロスB-13(95,000円)B30-P(180,000円)

     セット価格合計(275,000円)

 

関東補聴器では、片耳難聴に有効なクロス補聴器のお試しレンタルサービスを行っています。
クロス補聴器を装用して職場や家庭でお試しできます。
2週間無料でレンタルサービスできます!

クロス補聴器は、数に限りがありますので予約が必要になります。
片耳難聴でお悩みの方は、お試しレンタルサービスでクロス補聴器を体験してみてください。

<お問い合わせはこちら>

補聴器 両耳 片耳 おすすめ

片耳難聴は片方の耳が正常な場合でも補聴器を使用するべきか?【片耳が聞こえない方へ】

片耳難聴は

片耳難聴は

お客様より「片耳が難聴でもう片方の耳は正常な場合でも補聴器を使用した方がいいですか?」というご質問をいただくことがあります。先に結論から申しますと、普段から片耳が聞こえないことで特に日常生活に困ることがない場合はつける必要はないかと思います。しかし聞こえないことでたびたび不自由を感じるようでしたら補聴器をつけることをおすすめしています。その際には耳の状態や難聴の程度により専門家による適切な補聴器選びが大切です。

片耳に補聴器を購入するタイミング

難聴は見た目ではわかりませんが、なんらかの原因により片耳が聞こえないという方は意外と多くいらっしゃいます。難聴になってしまう理由としては中耳炎や突発性難聴、ムンプス難聴など病気によるもの、事故など外傷性によるもの、先天性のものなど様々な原因があります。片耳が聞こえないことにより生活のいろいろな場面で支障が生じることがありますので、普段から以下のような不自由を感じることが多い場合は補聴器を使用して聞こえを補うことが必要と言えるかもしれません。

 聞こえない耳の方から話されるとよく聞こえない
 どこから音がしているのか音の方向がわからない
 周囲が騒がしいと会話が聞き取れない
 聞こえたフリをして適当な返事をしてしまう
 授業中や会議中などではとくに集中して聞くためとても疲れる
 聞こえないことを周囲に理解してもらえない

片耳難聴の症状と聴力で補聴器を選ぶ

片耳が聞こえない方の中には幼い頃から聞こえない場合もあれば、大人になってからある日突然聞こえなくなってしまったという場合もあります。そして難聴の症状も様々ですので、補聴器を購入する際はまずご自分の耳の状態を知ることがとても大切です。

難聴の程度

難聴は軽度・中度・高度・重度と4段階にわかれています。これは聴力測定をするとすぐにわかりますので病院の耳鼻咽喉科か補聴器専門店にて測定してもらいましょう。また病院にて難聴が治ると言われた場合はすぐに治療をうけてください。それ以外で、例えば子どもの頃からずっと聞こえない状態だった場合や、病院で治療をうけてもこれ以上治らないと言われた場合などは補聴器の使用を検討されてみるとよいかと思います。

聴力レベル

片耳が正常で、もう片耳が軽度~中度難聴程度の場合は通常の補聴器を

通常HA難聴の耳が軽度~中度難聴程度の場合は、一般的な補聴器を使用し聞こえを補うことをおすすめします。形状としては耳かけ型・耳あな型・箱型のタイプがございます。お使いになる方の聴力の状態、耳ダレの有無、操作性など様々な点を考慮し最適な機種を選択していきます

片耳が正常で、もう片耳が高度~重度難聴の場合はクロス補聴器を

クロスHA難聴の耳が高度~重度難聴程度の場合は、まずは通常の補聴器を聴されてみるとよいかと思います。しかし全く効果を感じなかったり、補聴器をつけることで逆に正常な耳の聞こえをジャマしてしまうこともございます。そのようなときは残念ながら通常の補聴器で聞こえを補うことは難しいかもしれません。

ではどうするかというと、そのような方向けに開発されたクロス補聴器というちょっと特殊な補聴器をおすすめします。これは難聴の耳側でしている音を正常な耳へ送信して聞くという方法です。下のイラストのように、難聴耳には送信機、正常な耳には補聴器をつけて使用します。難聴の耳で音声が聞けるようになるわけではありませんが、一度お試しになってみる価値はあるかと思います。

クロスしくみ

<クロス補聴器について詳しくはこちらへ>

片耳が高度~重度難聴で、もう片耳も軽度~中度難聴になっている場合はバイクロス補聴器を

バイクロスHAこちらは片耳が聞こえないだけでなく良い方の耳も難聴になっていますからこちらの聴力も補う必要があります。こちらはバイクロス補聴器と呼び名がかわりますが、仕組みとしてはさきほどのクロス補聴器と同様で、重度難聴の耳に送信機をつけ、難聴の程度が軽い方の耳には補聴器をして送信機からの音声を聞きます。そして補聴器ですのでそのままよい方の耳の難聴も補うことができるというわけです。

よく試聴をしてから決めましょう

このように片耳難聴で補聴器をするにはいくつかの選択肢がございます。通常の補聴器にしたらいいのか、クロス補聴器にしたほうがいいのか、バイクロス補聴器にするのか判断に迷いますよね。まずは聴力測定をして左右の状態を確認してください。そして一番効果を感じるのはどの補聴器かを試しに聞いてみてから選択されるとよいかと思います。

片耳に補聴器を選ぶときの注意点

片耳が難聴の場合は以下のことに気をつけましょう
  • 片耳がつい最近聞こえなくなってきた場合や、ある日突然聞こえなくなった場合などはまずは病院で診察を受けてください
  • 聴力の状態を知ることが大切なので耳鼻咽喉科などの医療機関や補聴器専門店できちんと測定してもらいましょう
  • 補聴器をするとどのぐらい効果があるか試聴させてもらいましょう
クロス補聴器については一般的に以下のような特徴もあります
  • 難聴の耳で聞こえるようになるわけではないので、音の方向はわかりにくい
  • 騒がしい場所では聞きづらいこともある
  • 送信機と補聴器をセットで使用するため価格が最低でも25万円程度かかる
  • クロス補聴器を取り扱っていない補聴器店もありますので事前に問い合わせてみましょう

測定

障害者手帳と補助金について

現在の制度では片耳が正常でもう片耳が難聴になっている場合は、身体障害者手帳交付の対象になっていないため補聴器交付制度を利用することはできません。また各自治体などによる補助金制度もありません。ただし良い方の耳の聴力も正常ではなく軽度~中度難聴程度になっている場合には、条件により補助金等の対象になる場合もあります。各自治体により制度が異なりますので詳しくはお住まいの役場へお問い合わせください。

<茨城県内の補助金についてはこちらへ>

まとめ

片耳が聞こえない場合でもとくに困るようなことはないという場合は無理に補聴器をつける必要はありません。難聴の程度や症状などどのぐらいお困りになっていらっしゃるのかで補聴器を使うか使わないかを判断していただくとよいと思います。補聴器をすることで難聴が治るわけではありませんが日々の不自由さは軽減されるかと思います。

通常の補聴器はもちろん、クロス補聴器やバイクロス補聴器を試しに聞いてみたいという方は関東補聴器までご相談ください。当社では全店舗で試聴体験を実施しております。ご自宅や学校、職場などで聞いてみたい方はもちろんレンタルも可能です。効果の感じ方は人それぞれですので、是非ご自分の耳で体験してみてください。

<関東補聴器へのご予約・お問い合わせはこちらへ>

各店舗

 

 

片耳が聞こえない方にクロス補聴器の値段【価格や特徴を大公開!】

片耳難聴 クロス補聴器 価格

片耳難聴 クロス補聴器 価格

片耳難聴の方に有効な補聴器のことをクロス補聴器といいます。
通常の補聴器と違い片耳難聴専用に開発されていますので、片耳難聴でお悩みの方はあきらめずにぜひお試しください。
今まで片耳難聴でも補聴器の効果がなくあきらめていた方も多いかもしれませんが、デジタル技術と通信技術の進歩で素晴らしいクロス補聴器が開発されました。
価格や特徴について解説いたします。

片耳が聞こえない

片耳難聴の方は、加齢性の難聴と違い何か大きな原因があるはずです。

 おたふく風邪ウイルスによるムンプス難聴
 事故や怪我や治療による後遺症
 先天性による片耳失聴
 強大音(爆音)のダメージによる音響外傷
 原因不明の突発性難聴

このほかにも何かしらの原因がありますので医療機関で診断してもらうことが重要です。

補聴器の効果がない難聴

完全に聴力を失ってしまうことを「失聴」といいます。
聴力を失ってしまうと補聴器をつけても耳は全く反応しませんから効果はありません。
わずかに残った聴力でも特定の周波数のみ反応する場合や音感が全くおかしくなってしまった場合は補聴器の効果は期待できないのであきらめて、残った片耳で不自由をしながら生活されている方がいるのも事実ですよね。

残った片耳を活用するクロス補聴器

聞こえている良聴耳に難聴耳側の音を転送して、ひとつの耳で補っていこうと考えられて開発されたのがクロス補聴器です。
難聴耳側の音声を拾うことができるので今までと違う音環境に驚かれることでしょう。

クロス補聴器の仕組み

難聴耳側にクロス送信機といわれている「高感度集音マイク」を装着します。見た目は補聴器と同様です。
このクロス送信機で音を拾います。
反対側の良聴耳に受信補聴器を装着します。
クロス送信機で集音した音をワイヤレスで受信補聴器に送信して聞き取る仕組みです。
受信補聴器は、耳穴を塞がないオープンタイプですので良聴耳の聞こえは邪魔しません。

片耳難聴 クロス補聴器 ムンプス難聴

クロス補聴器の特徴

クロス補聴器の特徴を挙げてみましょう。

 難聴側の音が聞こえるので広がりを感じる
 難聴側からの呼びかけや聞き返しが減る
 聞こうとするストレスから開放され楽
 機器自体が極小のため周囲に気付かれない
 ワイヤレス通信のため電池消耗が早い
 送信受信補聴器セットのため出費がある
 良聴耳にも装着するので面倒

良い面と悪い面の特徴を挙げてみました。

このような特徴がありますが、難聴耳側の聞こえが得られるということは今までにない感動があるはずです。
ご使用者の方々は、みなさんクロス補聴器を体験すると感動するようです。そんな場面を何度も見てきました。

クロス補聴器の価格

クロス補聴器もメーカー各社いくつか発売していますが関東補聴器で好評のクロス補聴器を紹介します。
価格・性能・使用感など高評価をいただいております。

メーカー フォナック
商品名  フォナッククロスⅡ-13
価格   90,000円

上記はクロス送信機の価格だけですので受信側の補聴器の価格もプラスされます。

片耳難聴 クロス補聴器 価格

受信側補聴器 フォナックオーデオV30
受信側価格  150,000円

片耳難聴 クロス補聴器 価格

 

送信機 90,000円 + 受信補聴器 150,000円 = 240,000円

関東補聴器で好評を頂いている補聴器の価格を含めた紹介でしたが、上記以外にも各メーカーにもクロス補聴器の用意がありますので価格を含め気軽にお問い合わせください。

片耳難聴用クロス補聴器のまとめ

片耳難聴度であきらめていた方もクロス補聴器をお試しください。
最新の技術開発のおかげで素晴らしい片耳難聴用のクロス補聴器が登場しました。
片耳難聴でお悩みの方の強い味方になってくれること間違いなしです。

関東補聴器ではクロス補聴器の体験レンタルも受付けていますので気軽にお問い合わせください。

<関東補聴器の問い合わせはこちら>

聴覚障害2級 仕事 目立たない補聴器

片耳難聴なので障害者手帳を取得すればクロス補聴器購入時に補助を受けられますか?【聴覚障害の基準】

障害者補助

 

障害者補助

お客様より「片耳だけ難聴なのですが障害者手帳を取得できますか?クロス補聴器購入時に手帳があれば何か補助を受けることはできますか?」というご質問をお受けしました。結論から申しますと片耳のみ難聴の場合は障害者には該当しませんので障害者手帳を取得することはできません。また、片耳難聴専用のクロス補聴器の購入代金を補助してもらえる制度も今のところありません。そこで今回は聴覚障害の基準と助成制度、そしてクロス補聴器についてご紹介いたします。

聴覚での身体障害者の該当基準について

聴覚での障害程度は聞こえの状態により6級・4級・3級・2級と等級が分けられています。障害者手帳が交付されると補聴器が支給されたり、補聴器購入のための補助金が支給されたりします。(自治体により支給方法が異なる)下の表は厚生労働省が定めた聴覚障害の等級表です。いちばん等級の低い6級でも、両耳に中高度難聴が認められる場合に該当となります。

身体障害者障害程度等級表

程度

6級の基準と聴力レベルについて

6級の基準

1、両耳の聴力レベルが70デシベル以上のもの

基準1の場合

2、一側耳の聴力レベルが90デシベル以上、他側耳の聴力レベルが50デシベル以上のもの

基準2

6級とは上の1または2の聴力の状態になっている場合をいいます。下の表をご覧いただくとわかるように、50デシベル・70デシベル・90デシベルは中度~高度難聴の状態になっていることをいいます。ですから例えば片耳が高度難聴になっていても、もう片耳が正常な場合は障害者には該当しないということになります。

GN聴力図

両耳が難聴でも障害者に該当しない場合

では両耳が難聴で補聴器が必要なのに、障害者の基準を満たすほどの聴力ではない場合の補助金制度についてご紹介します。多くは両耳とも軽度~中度難聴で日常生活に支障が出る場合です。そこでこのような方のために各市町村において独自に補聴器購入のための助成を行っているところもあります。

茨城県の場合

補聴器購入費等助成事業(古河市)

[対象者]

  • 補聴器を購入した日において市内に住所を有し、現に居住している65歳以上の人
  • 聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けていない人

[助成基準額]

  • 購入費用の2分の1以内とし、1万円まで(1人1回限り・1台のみ)

※2017年8月現在

軽度・中等度難聴児補聴器購入支援事業

身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度の聴覚障害を持つ18歳未満の児童に対して、補聴器の装用により言語の習得や教育等における健全な発達を支援するため、補聴器の購入費用の一部を助成するもの

[対象児童]

  • 茨城県内に住所を有する18歳未満の方
  • 両耳の聴力レベルが30デシベル以上70デシベル未満で、身体障害者手帳の交付の対象とならない方
  • 補聴器を装用することで、言語の習得等において一定の効果が期待できると一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会が指定した精密聴力検査機関の医師又は聴覚障害に係る身体障害者福祉法第15条第1項に規定する医師が判断した方

[対象外の場合]

  • 対象児童又は対象児童の属する世帯の他の世帯員のうちいずれかの方が、市町村民税所得割の額が46万円以上の場合
  • 対象児童が、労働者災害補償保険法その他の法令の規定に基づき、補聴器購入費等の助成を受けられる場合

[助成対象]

  • 別表に定める補聴器を新たに購入する経費
  • 別表に定める耐用年数を経過した後に補聴器を更新する経費
  • この補助を受けて購入した補聴器に係るイヤモールドのみを交換する必要があると認められる場合のイヤモールドの購入に要する経費

[助成内容]

  • 補聴器購入費等又は基準額(別表の基準価格に100分の104.8を乗じた額)のいずれか低い額の3分の2(千円未満切り捨て)を限度に補助

[申請方法]

  • この事業の実施主体は市町村となります。申請方法等につきましてはお住いの市町村障害福祉担当窓口へ問い合わせてください。

※2017年8月現在

別表

※茨城県内すべての市町村で実施しているわけではありませんので、詳しくはお住まいの役場までお問い合わせください。

片耳難聴専用のクロス補聴器について

片耳だけ難聴になっている場合には、通常の補聴器とは仕組みが異なるクロス補聴器というものがありますのでご紹介します。これは通常の補聴器では効果がでないほど聴力低下がすすんでいる場合に使用する補聴器です。仕組みとしては下のイラストのように「聞こえない耳側でした音を、聞こえる耳につけた補聴器から聞く」という特殊なものとなっています。

クロスしくみ

クロス補聴器とは、聞こえない耳にクロス送信機というものを装用します。そして聞こえる耳には補聴器を装用して使用していきます。「え?聞こえる耳にも補聴器をつけるの??」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。これはまず、クロス送信機に搭載されているマイクで周囲の音を集めます。そしてその音を今度は電波により聞こえる耳につけた補聴器へと送信します。そして補聴器から聞こえない耳側でしている音が聞こえてきます。ですから、聞こえる方の耳で、聞こえない耳側でしている音声も聞いてしまおうというシステムなのです。

おはよう3

おはよう4

聞こえる耳では常に①通常の聞こえ+②補聴器からの聞こえ(聞こえない耳側でしている音)の両方を聞くことになります。

聞こえる耳を補聴器でふさいでしまったら聞きづらくならないの?
大丈夫です。補聴器で完全に耳穴をふさいでしまうわけではありません。補聴器の先端にはいくつかの穴が空いていますので、通常の聞こえを妨げることなく、また通気をよくする効果もあります。

PURE補聴器あな

シグニア(シーメンス)のクロス補聴器の価格について

クロス補聴器

聞こえない耳につけるクロス送信機は上のような耳かけ式タイプとなります。これと聞こえる耳につける補聴器が必要となります。補聴器の価格は¥140,000~¥510,000で耳かけ式と耳あな式の両方から選択できます。ですから送信機+補聴器を合わせて¥237,200~作成することができます。

※価格は2019年2月現在

両耳難聴の方のためのバイクロス補聴器とは

さきほどのクロス補聴器は片耳の聞こえが正常な場合に使用するとお話しをしましたが、聞こえの良いほうの耳も難聴になっている場合に使用することもできます。この場合はバイクロス補聴器と呼び名が変わりますが、仕組みとしてはさきほどのクロス補聴器とほぼ同じです。ひとつ違うのは、聞こえの良い方の耳の難聴も補聴器で補ってしまおうという点です。この場合聞こえの良いほうの耳では、①補聴器で通常の聞こえを補った音+②聞こえない耳側の音両方を聞く状態となります。

クロス補聴器レンタル実施中

クロス補聴器の仕組みについてはお分かりいただけたでしょうか。あとは実際に聞いてみた音の感じ、これが一番大切ですよね。補聴器からの音はどんな感じで聞こえるのか?どの程度の効果があるのか?耳につけると目立つ?など様々な疑問は体験してみるのが一番です。関東補聴器ではクロス補聴器・バイクロス補聴器のレンタルを実施しています。店内で聞いていただくことはもちろん、お家や職場など様々な場所でお試しください。

※レンタルは予約制となっておりますので、まずは最寄りの関東補聴器までご連絡をお願いいたします

まとめ

現在の制度は聴覚での障害者手帳をお持ちになると、補聴器購入の際に補助制度が設けられています。障害者として認められるには細かく基準が定められており、片耳のみの難聴の場合や、軽度~中度難聴程度の場合は障害者手帳は交付されません。補聴器を自費で購入する際は、市町村が独自で行う補助金制度がある場合もありますので、詳しくはお住いの市町村役場までお問い合わせください。

片耳難聴の方に向けて作られたクロス補聴器は日本ではまだまだ使用者が少ないのが現状ですが、以前に比べお問い合わせの件数が増えてきています。片耳が聞こえないけどあきらめていた方、まだクロス補聴器を試聴されたことのない方は是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

<関東補聴器へのお問い合わせ・ご予約はこちらへ>

店

 

 

介護保険を利用して補聴器の購入やレンタルはできますか?【福祉用具の対象種目】

介護保険

介護保険

高齢の方が難聴になったとき介護保険を利用して補聴器の購入やレンタルができたらいいですよね。介護保険が適用される福祉用具の対象種目は厚生労働省により決められています。しかしその対象種目の中に補聴器は含まれていませんので、残念ながら介護保険を利用した補聴器の購入やレンタルをすることはできません。なぜ補聴器が介護保険の対象になっていないのかその理由を調べてみましたので参考にしてください。

介護保険が適用される福祉用具とは

現時点では以下の福祉用具がレンタルや購入の際に介護保険を利用することができるそうです。補聴器はレンタル、購入のいずれも対象になっていません。

貸与(レンタル)の対象種目
  • 車イス・車イス付属品
  • 特殊寝台・特殊寝台付属品
  • じょく瘡予防用具
  • 体位変換器
  • 手すり
  • スロープ
  • 歩行器
  • 歩行補助つえ
  • 痴呆性老人徘徊感知器
  • 移動用リフト
購入の対象種目
  • 腰掛便座
  • 特殊尿器
  • 入浴補助用具
  • 簡易浴槽
  • 移動用リフトのつり具の部分

厚生労働省ホームページより抜粋

なぜ補聴器は介護保険に適用されないのか

介護を受ける方の中には難聴の方も多くいらっしゃいます。スムーズにお話しができず、ご本人はもちろん介護をするご家族や周りの方々にとっても補聴器の必要性を感じることもあるかと思います。ではなぜ補聴器は介護保険適用を認められないのでしょうか?それには以下のような考え方に基づき適用の有無を決定しているようですのでご紹介します。

介護保険制度における福祉用具の範囲の考え方

(第14回医療保険福祉審議会老人保健福祉部会提出資料 H10.8.24)


1、要介護者等の自立の促進又は介助者の負担の軽減を図るもの

2、要介護者等でない者も使用する一般の生活用品でなく、介護のために新たな価値付けを有するもの(例えば、平ベッド等は対象外)

3、治療用等医療の観点から使用するものではなく、日常生活の場面で使用するもの(例えば、吸入器、吸引器等は対象外)

4、在宅で使用するもの(例えば、特殊浴槽等は対象外)

5、起居や移動等の基本動作の支援を目的とするものであり、身体の一部の欠損又は低下した特定の機能を補完することを主たる目的とするものではないもの(例えば、義手義足、眼鏡等は対象外)

6、ある程度の経済的負担があり、給付対象となることにより利用促進が図られるもの(一般的に低い価格のものは対象外)

7、取り付けに住宅改修工事を伴わず、賃貸住宅の居住者でも一般的に利用支障のないもの(例えば、天井取り付け型天井走行リフトは対象外)

上記のことから考えられることとして、補聴器が介護保険適用にならない理由が2点あります。

まず1つめとして、項目3に「医療の観点から使用するものではなく」という点です。補聴器は管理医療機器クラスⅡというものに分類されています。ですから介護に要する品というよりは、医療に要する品であると判断され、福祉用具としては認められないということがいえるのだと思います。

2つめとしては、項目5の「身体の一部の欠損又は低下した特定の機能を補完することを主たる目的とするものではないもの」とあります。補聴器は身体の一部である耳の、低下した聴力を補うものであるといえます。従ってこの項目に該当するため認められないのだと思われます。

クロスB

補聴器に利用できる補助制度について

では他に補聴器を購入したりレンタルするための補助金制度はないのかといいますと、残念ながらレンタルに関しては補助制度というものはないようです。しかし購入に関しては補装具費支給制度というものがあります。これは聴覚での身体障害者手帳が交付されている場合に利用することができ、補聴器を購入する際に補助金がでたり、補聴器の現物支給を受けることができます。(自治体により支給方法が異なる)

では障害者手帳を持つほどの難聴(軽度・中度難聴)ではない方に使える補助制度がないのかというと、成人の場合は残念ながらこれといった制度がありません。(18歳未満の難聴児は補助制度があります)ごく一部の自治体では成人の方でも補助が受けられる場合もあるようですので、詳しくはお住まいの役場にお問い合わせください。

<補装具費支給制度について詳しくはこちら>

まとめ

介護を受ける方が難聴になるとコミュニケーションがうまくとれないこともあるかもしれません。補聴器をつけて少しでも会話がしやすくなるといいですよね。補聴器は厚生労働省により管理された医療機器となっており、精密な機器ですので価格も5万~50万円と安価なものではありません。購入やレンタルに関して介護保険が使えれば…というお気持ちは充分理解できます。しかし残念ながら現時点では介護保険を利用することはできません。唯一の補助制度としては障害者に向けた制度がありますので、気になった方は自治体の役場福祉課までお問い合わせください。

<関東補聴器へのお問い合わせ・ご予約はこちら>

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補聴器のレンタルでお試し検討の方への注意点

補聴器 レンタル 貸出し お試し

補聴器 レンタル 貸出し お試し
補聴器購入前にレンタルして、きこえをお試ししてみたいと思っている方に落とし穴があります。

注意点をアドバイスさせていただきます。

補聴器購入後に失敗したくない

補聴器を購入したが、きこえ方が満足できなかったり、雑音ばかりで失敗したなんてことになってはいけません。補聴器 レンタル 貸出し
そのために購入前にレンタルしてお試し後、購入しようと考える方がいても不思議ではありませんね。

*補聴器の貸出しについてはこちら

補聴器のレンタルには落とし穴があるときも

補聴器レンタルしてすべての方が高評価になることは難しいかもしれません。
なかなか、その理由を突き詰めて考え、説明することがないことは、補聴器専門店としては問題です。

その原因がいくつか考えられますので詳しく説明していきましょう。

こんな落とし穴が

 ・ほとんどの補聴器は耳型に合わせる必要がある
 ・初心者は装着・操作がうまくできず自宅で効果を実感できない
 ・補聴器の音に慣れ、音量アップや微調整が必要である
 ・補聴器はいろいろな要素をトレーニングしながら使いこなす

ほとんどの補聴器は耳型に合わせる事が必要

耳の穴は個人個人大きさが違っていたり、向きが違っています。また、耳の穴が曲がっている方がほとんどですので、既製品のゴム耳栓や既製品の補聴器本体が耳の穴に合う確率は極めて低いのです。
高齢者の耳の穴は、肌の張りが少なくなってきてシワ寄ってきている方が多いので、なおさらうまく耳穴に入れられずレンタルした補聴器の効果を実感できない方がいます。

*ゴム耳栓のリスクについてはこちら

初心者は装着・操作がうまくできず自宅で効果を実感できない

補聴器レンタル貸出しお試し特に初心者の方は、スイッチのON/OFFはもちろん、耳に装着することもできていないためスイッチがOFFのまま装着していたり、スイッチがONでもしっかり装着できていないため補聴器が機能していないことが多数ある。

 

補聴器の音に慣れ、音量アップや微調整が必要である

補聴器の音に慣れていないため、わずかな音でも敏感に感じたり、不快に思うこともあります。補聴器レンタル貸出しお試し

それを防ぐため音量も少々抑えてレンタルしますので、十分な音量を得られないこともあります。本来は、慣れてきたら少しずつ目標としている音量にアップしていく微調整が必要なのです。

 

補聴器はいろいろな要素をトレーニングしながら使いこなせるもの

補聴器レンタル貸出しお試し

補聴器の操作、耳への完全な装着、適切な音量、気になる騒音や不快音の調整などなど段階を踏んで少しづつ、一歩一歩階段を上がるように補聴器を自分のものにしていかなければ快適に使用することは難しいのです。

レンタル補聴器は、十分な設定・調整ではない

補聴器レンタル貸出しお試し上記に記したとおりあなたの耳の状態にしっかり合わせるためには、わずかなお試しでは少々無理があるかもしれませんね。
仮の状態、調整、設定ではレンタルしても「これは良い!」と実感できないこともありますよね。

信頼のおける補聴器専門店と一緒に補聴器ライフを

補聴器レンタル貸出しお試し

補聴器専門店で各種測定をし、調整を合わせてもらった補聴器を試聴し良好な場合は、耳型を合わせたり、慣れてきてからもっと微調整してもらえば、さらにきこえも満足いくものになることでしょう。

*オーダーメイド補聴器についてはこちら

補聴器レンタルのまとめ

補聴器とは、少し試しただけでは、うまくいかない落とし穴があることを理解した上でレンタルしないと、すべての方が高評価になるとはいえません。
そのため、補聴器レンタルをした場合は、2~3日に1度は補聴器店に行き、装着の確認や微調整をしてもらいながら2週間程度、様子を見てみるのがいいでしょう。
1日2日で判断するのは難しいでしょうね。

*関東補聴器のお問い合わせはこちら