20万円の補聴器と5万円の補聴器の違いについて【機能と価格】

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補聴器のカタログをめくると様々な価格の商品が載っています。例えば20万円の補聴器と5万円の補聴器ではなにが違うのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。これは当然のことですが中身の機能が違います。代表的なものとしては雑音を大きくしすぎないようにする機能や、音質などが挙げられます。ご自身の生活スタイルやご予算に応じて最適な機種を選びましょう。

具体的な違いの一例

今回はシーメンスシグニア社の耳かけ式補聴器を例にご説明したいと思います。カタログには5万円~51万円の商品までずらっと掲載されているのですが、こんなにあるとどれを選んだらよいのかカタログを見ただけではわかりにくいですよね。そこで1番価格の安い5万円の商品とちょうど真ん中位の価格25万円の商品とを比較して、ポイントとなる機能を1~13の項目で表示してみましたのでご覧ください。

25万円の補聴器MOTIONP3primaxの機能

3PX

  1. 全自動ダブルピント調整機能で相手の声を聞きやすくする
  2. 24チャンネルで細かい調整が可能
  3. 自動で音量を心地よい大きさに調節する
  4. 言葉が聞き取りやすくなるように周囲の環境に応じて設定が自動で変化する
  5. 突発的に響く衝撃音を抑制する
  6. 風が吹く音を抑制する
  7. 不快なピーピー音(ハウリング)を抑制する
  8. 両耳装用時に正面の音だけフォーカスする
  9. 雑音の方向以外の周囲360°を聞く機能
  10. 両耳が常に通信しあい聞きやすくする
  11. 高音を聴野に入れて聞き取りやすくする
  12. 環境別に好みの音を記憶し再現する学習機能
  13. リモコンを使ってご自身での調整が可能

 

5万円の補聴器Promptの機能

プロン

  1. 機能なし
  2. 8チャンネルで調整が可能
  3. 自動で音量を心地よい大きさに調節する
  4. 言葉が聞き取りやすくなるように周囲の環境に応じて設定が自動で変化する
  5. 機能なし
  6. 機能なし
  7. 機能なし
  8. 機能なし
  9. 機能なし
  10. 機能なし
  11. 機能なし
  12. 環境別に好みの音を記録する機能
  13. 機能なし

25万円の補聴器に搭載されている機能が、5万円の補聴器になるとほとんど搭載されていません。音声が大きく聞こえるようにはなりますが、周囲の雑音が適度に抑えることができません。うるさく感じるが多いため、全体的な聞こえ方は低下してしまいます。

チャンネル

ご自身にとって必要な機能かどうか

補聴器は購入したらそれで終わりではなく、調整を行いながら使用していくことが大切です。しかしその補聴器が持つ性能によりその後の調整範囲にも影響がでてしまいます。例えば「食器がカチャカチャ当たる音が響いて我慢できない。その音だけ小さくしたい。」と思っても突発音を抑える機能が搭載されていなければピンポイントで小さくすることは難しくなります。逆にリモコンを使ってご自身で音量調整ができる機能があっても、自分ではよくわからないから調整はしないという方には不要な機能になります。その他にも外出することが多い方、会議に出ることが多い方、1日をお家の中で過ごすことが多い方など補聴器を使用する環境は違いますから、ご自身の生活スタイルに合わせた機種を選択されるとよいと思います。

どのくらいの価格の補聴器が売れているの?

いろいろな機能の違いによって価格差があるのはわかったけど実際にはどれぐらいの価格の補聴器を使っている人が多いのかな?と気になったかもしれませんが、一般的には片耳で平均15万円~25万円くらいの補聴器をお使いの方が多くいらっしゃいます。このぐらいの価格の補聴器ですと性能もバランスのとれたものになっていきますので、とくにご高齢の場合は外出の機会も減る方が多いので日常生活において快適に利用されている方が多いと思います。

接客婦人

まとめ

補聴器といっても価格や性能・見た目も色々あってどれを選択したらいいかわかりにくいですよね。安い物ではないから購入を失敗したくないというお気持ちは当然だと思います。どんな商品でも機能と価格は比例していますし、補聴器は耳の状態や生活スタイルによってもおすすめできる機種は違います。補聴器専門店でしたらその方のご予算の範囲でできる限りご要望に沿った補聴器をご提案できると思いますので購入前はよく相談をされてみてください。

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